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構え

 昨晩は「口蹄疫を否定できない事例」との連絡に緊張が走りましたが、遺伝子検査の結果、陰性が判明したとのこと。県議予定者のもとにも早朝FAXで連絡が入りました。

 今回の対応は、防疫マニュアルに沿ったもので、昨年の記憶に生々しい「擬似患畜」の確認とは状況が違います。一部の症状がまさに「否定できない」という段階での、念には念をの対応だったようです。ともかく陰性ということで、まずは一安心ですが、緊張感を維持することと、日常からの構えが重要だと強く感じる一晩でした。

F1050652  さて、「構え」と言えば、30日からスタートする県議としての任期。議会活動の基本的な足場となる会派が決まりましたので、ご報告いたします。改めて言うまでもないかもしれませんが、民主党籍のある議員と一部の無所属議員で構成する「新みやざき」に入会届を提出しました。新人は私1名のみで、計5人での新しい船出になるようです。しっかりと歩みを進めていきます。

 応援に駆け巡った統一地方選の第2ラウンドも無事に終了。自らの選挙戦から息つく間もなく突入し、息を止めたまま走りきったような心境です。

 正直なところ、少し疲れが出てきましたが、取り組まなければならないことが山積み。「1日30時間ほしいな〜」などとどうしようもないことを時々考えながら、腕まくりで頑張るしかありません。

 写真は、市議選当日に投票所に向かう途中で携帯カメラで撮影したもの。一部残念な結果もありましたが、応援していた仲間の多くが活躍の場を得たことを祝して、今日はこの写真です。

【渡辺創】

統一地方選後半戦

F1050638  統一地方選の第二ラウンドが始まりました。

 4月30日から任期が始まる県議としての活動準備、県議選の後処理に追われる身ですが、あわせて友好関係にある市議候補の皆さんの応援、お手伝いに駆け巡る日々です。これまでとは趣の違う慌しさの中で、各方面のことに十分に手が尽くせませんが、今は仲間の応援に全力を注ぎますので、ご容赦ください。

 ちなみにこんな1日を過ごしています。昨日(18日)の例です。市議選期間中のため、私自身の朝の街頭活動は休止中ですが、朝市で県連の陳情対応に参加。その足で県議会に向かい、権藤、田口県議と打ち合わせ。意見交換しながら、慌しく昼食を済ませ、午後からは市議候補の選挙カーに弁士として同乗して午後7時まで。そのまま市議候補の個人演説会に参加。その後は、他の市議候補の事務所を回りながら、日中に対応できなかった電話などをかけ直しているといつの間にか深夜。それから県議選の事務処理に取り掛かるといった感じです。F1050648

 今回の宮崎市議選、定数46に73人が立候補する激戦になっています。73人の方がそれぞれの宮崎への思いを訴える選挙戦、しっかり耳を傾けていると、胸の熱くなる訴えも少なくありません。県議選の投票率は低迷しましたが、4月24日はぜひ有権者のみなさんの思いを投票用紙に込めていただきたいと思います。

 さあ、今朝は、これから市議候補の辻立ちに同行です。今日も1日元気に駆け巡ります。

 写真は県議会控室から見える県庁本庁舎。2枚目は、自宅近くの畑に広がる一面のレンゲです。

【渡辺創】

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K52 多くの皆様のおかげで、無事に県議選を終えることができました。選挙後も慌ただしく時間が過ぎ、なかなかパソコンを触ることができず、更新が遅くなりました。申し訳ありません。

 宮崎市選挙区で1万1244票をいただき、2位当選を果たすことができました。公選法上をお礼を申し述べることはできないとのことですので、選挙結果をご報告致します。

 本当に多くの方に支えられての選挙でした。昨日(12日)、県庁で当選証書をいただき、新人当選者を対象にした説明会にも参加してきましたが、責任の重さを実感し、皆様から寄せていただいた思いにしっかり応えていこうと改めて決意したところです。

 これからの歩みで、しっかりと信頼いただける議員となるよう努力していきます。

 選挙戦の振り返りなどについては、また改めてゆっくりと記していきたいと思います。

【渡辺創】

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F1050634 いよいよ明日から県議選がスタートします。事前の報道では、宮崎市選挙区には定数12議席に対して19人が挑戦する模様です。

 今回の挑戦が決まって以来、ひたすら地道に歩み続けてきたつもりです。準備も必ずしも万全ではありませんが、多くの仲間に支えられながら、試行錯誤、悪戦苦闘しつつ、手作りで進めてきた今回の選挙。あとは残り4月10日まで全力でひたすら走り抜けることが、私の役割です。

 31日夜、事務所では明日に向けての準備が続いていましたが、仲間の心遣いでいつもより早く帰宅。久しぶりに娘と息子と並んで夕食をとり、二人をお風呂に入れました。5歳の娘は使った食器をきちんと自分で運べるようになりました。2歳の息子はアンパンマンと機関車トーマスのせりふが上手に言えるようになりました。ホッと肩の力を抜ける時間を持ちました。

 私は、このブログを政治的主張の場というより、勤め人だった30代前半の人間が政治活動を始めた時、何に目がとまり、何を感じて歩き続けるのか。何が喜びで、何が苦しみなのか。そういう足跡を記録する場だと位置づけてきました。少しでも政治と生活の距離感が縮まればとの思いからです。

 若者の「政治離れ」と言われて久しいですが、どんなに無関心でいても、政治の現場で決まったことは、必ず私たちの生活に直結します。私が政治記者になり、そして政治そのものに身を投じたきっかけもそこにあります。これから4月10日までの戦いを経て、暮らしと政治を、みなさんと政治をつなぐ役割を責任を持って果たしていく覚悟です。

 人は目の前の急な崖がなだらかな坂に変われば、自らの力で前に進むことができます。政治の役割は、言わば急な崖をなだらかな坂に変えることです。そしてその歩みに寄り添い、様々な声に耳を傾けることが求められています。

 大震災の後に行われる統一地方選に、口蹄疫、鳥インフルエンザ、新燃岳の噴火で厳しい環境を歩んだ宮崎で挑戦します。自らの主張を堂々と展開し、しっかりと未来を見つめて、前へ進んでいきます。

 ともに歩み、そして支えてきてくれたすべての方々や、そして私に寄せて下さったたくさんの思いに心から感謝しつつ、明日からの選挙戦に臨みます。

【渡辺創】

 

 

 

似顔絵

F1050624  幼稚園年中組の娘も春休みに入りました。先日、この1年間に幼稚園で書いた絵や作品などを大量に持ち帰りました。その中にあった「父の日」のパパの似顔絵。

 父の日の絵が何枚かありましたが、某スーパーで掲示してあったもののようで、以前にブログに載せたものとは別の絵です。昨年の父の日は、参院選前で娘や息子にも寂しい思いをさせていたころですが、父の顔が笑顔でよかった(苦笑)。今更ながら、少しほっとしました。相変わらず、子どもたちには寂しい思いをさせる日が続いていますが、今年の父の日は、どんな似顔絵になるのでしょうか。

 子どもの絵を眺めながら、成長を喜んでいますが、東日本大震災では、私と同じように子どもの成長をささやかな幸せに思う父親が子どもを失ったり、笑顔の父親を描いてきた子どもたちが父親を失ったり・・・。そんな悲しい出来事が数えきれないほど起きています。そう思うと、本当に胸が痛みます。

渡辺創

つながり

F1050621  今日、事務所に高校時代の同級生が訪ねて来てくれました。挨拶まわりで留守にしていたので、十数年ぶりに会うことができず、残念でしたが、来訪を聞き、心がぽっと温まるような気持ちになりました。

 私は、中学を卒業して最初に入学した宮崎北高校を1年生の途中で中退し、翌年、単位制の宮崎東高校昼間部に入り直しましたので、計4年間の高校生活を送り、二つの学校の同級生がいます。今日訪ねてきてくれたのは、北高時代に同じクラスだった女の子です。

 腰の手術や入院を繰り返し、人とはちょっと異なった高校生活でしたが、大人になった今、振り返るといい経験だったなと感じています。まあ、高校時代の話は、また改めて一度書きたいと思いますので、今日は置いておきましょう。

 政治活動を始めて、多くの同級生や先輩後輩、恩師と再会しました。もしかしたら、生涯会うことのなかった人もいたかもしれません。そんなみんなが声をかけてくれて、応援してくれているからこそ、今立っていられるんだと実感する日々です。

 写真は、携帯電話のカメラで撮影した「レンゲ」。以前は春先に田んぼでよく見かけましたが、最近あまりお目にかかりませんね。

渡辺創

菜の花

F1050616 政治活動を始めて、2度目の春を迎えています。今年も菜の花を眺めながら、宮崎の大地を踏みしめて回る毎日です。

 「黄色」というのは、まさにこの色を指すのだろうなぁ〜という鮮やかな色ですが、不思議とよく晴れた朝は、わずかに青みを帯びて、日暮れにはわずかに夕日の赤みを帯びて見えるような気がします。

F1050598  菜の花は、アブラナとも言います。観賞用のほかに、食用もありますね。3月初旬が出荷の最盛期のようで、2枚目の写真は、宮崎市内の農家で出荷作業を見せていただいた時のものです。普通の菜の花とは、やはり品種が違うのだそうです。お浸しにするとほろ苦く、まさに春の味といった趣。先日、原発事故の影響で基準を超える放射線物質が検出された「かきな」は、「なばな」の親戚のようなもので、北関東では親しまれているようです。群馬県出身の妻は知っていました。

 菜の花と言えば、童謡「朧月夜」の歌詞が頭に浮かびます。

菜の花畑に、入日薄れ、見渡す山の端、霞ふかし。

春風そよふく、空を見れば、夕月かかりて、にほひ深し。

 小学生のころ、この季節になると、学級花壇が菜の花でいっぱい。小学2年生だったと思います。教室の窓辺の席から授業中に校庭の回旋塔(ぐるぐる回る遊具)を眺めていると、目の前に菜の花畑が黄色のフィルターのように広がり、幻想的な光景でした。授業からの現実逃避が、そのイメージを増幅していたのかもしれませんが、今でもそのやわらかく、優しいイメージがよみがえってきます。

 選挙本番も近づき、慌しい日々ですが、菜の花畑の脇を通り過ぎ、そよ風がその匂いを運んで来るたびに、そんなことを思い出す日々です。

F1050574  東日本では、菜の花畑といえば、4月の風物詩です。大震災はそんな春の喜びさえもおそらく奪ってしまったことでしょう。野の花を眺めながら、まさに人間の営みは、自然とともにあるんだとつくづく感じています。

 選挙を目前としたこの時期、候補予定者は目を吊り上げて視野狭く、歩き回ってしまいがちなものです。私も傍目からそう見えているかもしれません。しかし、本来私たちに求められるのは、いかに多くのものに目を向け、その思いを汲み取れることができるかのはずです。

 こんな時だからこそ、時には深呼吸をしながら、視野広く、小さな変化に目を向けられる人間でありたいと、自戒を込めながら思っています。

【渡辺創】

 

 

太陽に向かって

F1050613_2  大淀川の河川敷。「つくし」がすくっと頭を伸ばしていました。世の混乱を知るはずもなく、春の日差しの中で、空に向かって伸びあがろうとしています。

 力を合わせる時です。頑張りましょう。

【渡辺創】

前を向いて

P1030433 東日本大震災の被害が日に日に明らかになっていきます。すでに1500人を超える方々の死亡が確認され、行方不明者も1万人を超える状況です。報道を通して、被害の生々しさを目にすると、言葉が出てきません。

 まずは、国の総力を挙げて人命救助。そして再建に向けた歩みを進めていかなければなりません。遠く離れた宮崎からも何ができるかを考えなければいけません。

 週が明け、株価も大きく落ち込み、計画停電も混乱しているようですが、とにかく前を向いて乗り切っていくしかありません。

 話は変わりますが、地震発生の翌日、宮崎市花ケ島の事務所にイメージカラー「ライトグリーン」のインコが迷い込んできました。ご近所に聞いて回りましたが、情報がありません。もし、お心当たりのある方は、ご連絡ください。

【渡辺創】

東北地方太平洋沖地震

 明日の集会準備のため、事務所に戻ったところで、東北地方で地震発生のニュースに接しました。

 NHKテレビで流れる映像がなかなか現実のものと受け止められません。仙台の名取川から溢れるように広がった津波が路上の車や住宅を飲み込むように駆け上がっていきます。気仙沼や釜石の港近くで駐車場の屋上や高架道路の上に取り残されていた方々の気持ちを想像すると言葉もありません。

 新聞記者時代、2004年の新潟中越地震の被災地だった新潟県小千谷市や長岡市で、取材団の一員として1カ月ほど過ごしたことがあります。2回に分けての被災地入りでしたが、1回目の派遣初日に、午前中だけで震度5(強・弱含め)の余震を3回続けて受けました。そんな素振りはみせませんでしたが、本当は動悸が止まらず、3回目の時には、心臓をがしっとつかまれたような不安を感じたことを生々しく覚えています。

 今回の地震では、短時間の間に大きな揺れが繰り返し続いているようです。さらに津波の恐怖・・・・。現時点では被害の全容も計り知れませんが、茨城県では亡くなった方も確認されたようです。残念ですが、現時点では祈ることしかできません。

 宮城や岩手、福島の各県には、大学時代の同級生や先輩・後輩、新聞社時代の同僚、仲間がいます。特に岩手には記者時代にお世話になった取材先や記者仲間もいます。仙台には念願のワインバーを夫婦で始めたばかりの友人もいます。そして妻の親戚も。とにかく無事を祈っています。

 極めて個人的な発信になりますが、もしブログをみて、私にできることがあれば、いつでも遠慮なく連絡してください。少しでも恩返しができればと思っています。

【渡辺創】