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F1050634 いよいよ明日から県議選がスタートします。事前の報道では、宮崎市選挙区には定数12議席に対して19人が挑戦する模様です。

 今回の挑戦が決まって以来、ひたすら地道に歩み続けてきたつもりです。準備も必ずしも万全ではありませんが、多くの仲間に支えられながら、試行錯誤、悪戦苦闘しつつ、手作りで進めてきた今回の選挙。あとは残り4月10日まで全力でひたすら走り抜けることが、私の役割です。

 31日夜、事務所では明日に向けての準備が続いていましたが、仲間の心遣いでいつもより早く帰宅。久しぶりに娘と息子と並んで夕食をとり、二人をお風呂に入れました。5歳の娘は使った食器をきちんと自分で運べるようになりました。2歳の息子はアンパンマンと機関車トーマスのせりふが上手に言えるようになりました。ホッと肩の力を抜ける時間を持ちました。

 私は、このブログを政治的主張の場というより、勤め人だった30代前半の人間が政治活動を始めた時、何に目がとまり、何を感じて歩き続けるのか。何が喜びで、何が苦しみなのか。そういう足跡を記録する場だと位置づけてきました。少しでも政治と生活の距離感が縮まればとの思いからです。

 若者の「政治離れ」と言われて久しいですが、どんなに無関心でいても、政治の現場で決まったことは、必ず私たちの生活に直結します。私が政治記者になり、そして政治そのものに身を投じたきっかけもそこにあります。これから4月10日までの戦いを経て、暮らしと政治を、みなさんと政治をつなぐ役割を責任を持って果たしていく覚悟です。

 人は目の前の急な崖がなだらかな坂に変われば、自らの力で前に進むことができます。政治の役割は、言わば急な崖をなだらかな坂に変えることです。そしてその歩みに寄り添い、様々な声に耳を傾けることが求められています。

 大震災の後に行われる統一地方選に、口蹄疫、鳥インフルエンザ、新燃岳の噴火で厳しい環境を歩んだ宮崎で挑戦します。自らの主張を堂々と展開し、しっかりと未来を見つめて、前へ進んでいきます。

 ともに歩み、そして支えてきてくれたすべての方々や、そして私に寄せて下さったたくさんの思いに心から感謝しつつ、明日からの選挙戦に臨みます。

【渡辺創】

 

 

 

似顔絵

F1050624  幼稚園年中組の娘も春休みに入りました。先日、この1年間に幼稚園で書いた絵や作品などを大量に持ち帰りました。その中にあった「父の日」のパパの似顔絵。

 父の日の絵が何枚かありましたが、某スーパーで掲示してあったもののようで、以前にブログに載せたものとは別の絵です。昨年の父の日は、参院選前で娘や息子にも寂しい思いをさせていたころですが、父の顔が笑顔でよかった(苦笑)。今更ながら、少しほっとしました。相変わらず、子どもたちには寂しい思いをさせる日が続いていますが、今年の父の日は、どんな似顔絵になるのでしょうか。

 子どもの絵を眺めながら、成長を喜んでいますが、東日本大震災では、私と同じように子どもの成長をささやかな幸せに思う父親が子どもを失ったり、笑顔の父親を描いてきた子どもたちが父親を失ったり・・・。そんな悲しい出来事が数えきれないほど起きています。そう思うと、本当に胸が痛みます。

渡辺創

つながり

F1050621  今日、事務所に高校時代の同級生が訪ねて来てくれました。挨拶まわりで留守にしていたので、十数年ぶりに会うことができず、残念でしたが、来訪を聞き、心がぽっと温まるような気持ちになりました。

 私は、中学を卒業して最初に入学した宮崎北高校を1年生の途中で中退し、翌年、単位制の宮崎東高校昼間部に入り直しましたので、計4年間の高校生活を送り、二つの学校の同級生がいます。今日訪ねてきてくれたのは、北高時代に同じクラスだった女の子です。

 腰の手術や入院を繰り返し、人とはちょっと異なった高校生活でしたが、大人になった今、振り返るといい経験だったなと感じています。まあ、高校時代の話は、また改めて一度書きたいと思いますので、今日は置いておきましょう。

 政治活動を始めて、多くの同級生や先輩後輩、恩師と再会しました。もしかしたら、生涯会うことのなかった人もいたかもしれません。そんなみんなが声をかけてくれて、応援してくれているからこそ、今立っていられるんだと実感する日々です。

 写真は、携帯電話のカメラで撮影した「レンゲ」。以前は春先に田んぼでよく見かけましたが、最近あまりお目にかかりませんね。

渡辺創

菜の花

F1050616 政治活動を始めて、2度目の春を迎えています。今年も菜の花を眺めながら、宮崎の大地を踏みしめて回る毎日です。

 「黄色」というのは、まさにこの色を指すのだろうなぁ〜という鮮やかな色ですが、不思議とよく晴れた朝は、わずかに青みを帯びて、日暮れにはわずかに夕日の赤みを帯びて見えるような気がします。

F1050598  菜の花は、アブラナとも言います。観賞用のほかに、食用もありますね。3月初旬が出荷の最盛期のようで、2枚目の写真は、宮崎市内の農家で出荷作業を見せていただいた時のものです。普通の菜の花とは、やはり品種が違うのだそうです。お浸しにするとほろ苦く、まさに春の味といった趣。先日、原発事故の影響で基準を超える放射線物質が検出された「かきな」は、「なばな」の親戚のようなもので、北関東では親しまれているようです。群馬県出身の妻は知っていました。

 菜の花と言えば、童謡「朧月夜」の歌詞が頭に浮かびます。

菜の花畑に、入日薄れ、見渡す山の端、霞ふかし。

春風そよふく、空を見れば、夕月かかりて、にほひ深し。

 小学生のころ、この季節になると、学級花壇が菜の花でいっぱい。小学2年生だったと思います。教室の窓辺の席から授業中に校庭の回旋塔(ぐるぐる回る遊具)を眺めていると、目の前に菜の花畑が黄色のフィルターのように広がり、幻想的な光景でした。授業からの現実逃避が、そのイメージを増幅していたのかもしれませんが、今でもそのやわらかく、優しいイメージがよみがえってきます。

 選挙本番も近づき、慌しい日々ですが、菜の花畑の脇を通り過ぎ、そよ風がその匂いを運んで来るたびに、そんなことを思い出す日々です。

F1050574  東日本では、菜の花畑といえば、4月の風物詩です。大震災はそんな春の喜びさえもおそらく奪ってしまったことでしょう。野の花を眺めながら、まさに人間の営みは、自然とともにあるんだとつくづく感じています。

 選挙を目前としたこの時期、候補予定者は目を吊り上げて視野狭く、歩き回ってしまいがちなものです。私も傍目からそう見えているかもしれません。しかし、本来私たちに求められるのは、いかに多くのものに目を向け、その思いを汲み取れることができるかのはずです。

 こんな時だからこそ、時には深呼吸をしながら、視野広く、小さな変化に目を向けられる人間でありたいと、自戒を込めながら思っています。

【渡辺創】

 

 

太陽に向かって

F1050613_2  大淀川の河川敷。「つくし」がすくっと頭を伸ばしていました。世の混乱を知るはずもなく、春の日差しの中で、空に向かって伸びあがろうとしています。

 力を合わせる時です。頑張りましょう。

【渡辺創】

前を向いて

P1030433 東日本大震災の被害が日に日に明らかになっていきます。すでに1500人を超える方々の死亡が確認され、行方不明者も1万人を超える状況です。報道を通して、被害の生々しさを目にすると、言葉が出てきません。

 まずは、国の総力を挙げて人命救助。そして再建に向けた歩みを進めていかなければなりません。遠く離れた宮崎からも何ができるかを考えなければいけません。

 週が明け、株価も大きく落ち込み、計画停電も混乱しているようですが、とにかく前を向いて乗り切っていくしかありません。

 話は変わりますが、地震発生の翌日、宮崎市花ケ島の事務所にイメージカラー「ライトグリーン」のインコが迷い込んできました。ご近所に聞いて回りましたが、情報がありません。もし、お心当たりのある方は、ご連絡ください。

【渡辺創】

東北地方太平洋沖地震

 明日の集会準備のため、事務所に戻ったところで、東北地方で地震発生のニュースに接しました。

 NHKテレビで流れる映像がなかなか現実のものと受け止められません。仙台の名取川から溢れるように広がった津波が路上の車や住宅を飲み込むように駆け上がっていきます。気仙沼や釜石の港近くで駐車場の屋上や高架道路の上に取り残されていた方々の気持ちを想像すると言葉もありません。

 新聞記者時代、2004年の新潟中越地震の被災地だった新潟県小千谷市や長岡市で、取材団の一員として1カ月ほど過ごしたことがあります。2回に分けての被災地入りでしたが、1回目の派遣初日に、午前中だけで震度5(強・弱含め)の余震を3回続けて受けました。そんな素振りはみせませんでしたが、本当は動悸が止まらず、3回目の時には、心臓をがしっとつかまれたような不安を感じたことを生々しく覚えています。

 今回の地震では、短時間の間に大きな揺れが繰り返し続いているようです。さらに津波の恐怖・・・・。現時点では被害の全容も計り知れませんが、茨城県では亡くなった方も確認されたようです。残念ですが、現時点では祈ることしかできません。

 宮城や岩手、福島の各県には、大学時代の同級生や先輩・後輩、新聞社時代の同僚、仲間がいます。特に岩手には記者時代にお世話になった取材先や記者仲間もいます。仙台には念願のワインバーを夫婦で始めたばかりの友人もいます。そして妻の親戚も。とにかく無事を祈っています。

 極めて個人的な発信になりますが、もしブログをみて、私にできることがあれば、いつでも遠慮なく連絡してください。少しでも恩返しができればと思っています。

【渡辺創】

3月12日決起集会!

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 今日から県立高校の入試ですね。朝の辻立ち、今朝は大宮高校裏の国道10号線でしたが、いつもと違う顔ぶれの中学生が緊張した面持ちで、大宮高校や東高校に向かっていました。何人かには「頑張ってね」と声をかけましたが、少しは励ましになったでしょうか。ぜひ今日、明日頑張って、桜の花を咲かせてほしいものです。(ということで、写真はあいさつ回り中に見つけた桜。携帯電話で撮影)

 さて、以前にもお伝えしましたが、3月12日に「わたなべ創後援会」の総決起集会を開催します。後援会主催ですが、もちろん渡辺創の主張を聞いてみたいという方はどなたでも参加できます。当然、参加無料です。

 会場は、宮崎市高千穂通1-1-32にある宮崎日日新聞社本社ビル11階の「宮日ホール」。午後2時からで、所要時間は1時間強の予定です。

 予定していた藤井裕久官房副長官の来場が急きょ中止となりました。藤井先生の担当する「税と社会保障の一体改革」の会議が東京で同じ時間に入ったためです。大変申し訳ありません。藤井先生からも「くれぐれもよろしくお伝えください」とのことでした。

 来場はできなくなりましたが、ビデオメッセージで登場いただく予定になっています。

 なお会場は、専用駐車場がありません。大変恐縮ですが、周辺の民間駐車場を利用してください。ご負担をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

【渡辺創】

正直に・・・

P1030271 目がまりそうな毎日で、またまたご報告が遅れましたが、先月26日、岡田幹事長が来県しました。新燃岳、鳥インフル、口蹄疫と視察や意見交換を精力的に続け、最後は地元宮崎日日新聞のインタビューを受けて帰京しました。

 私は、県連幹事会メンバーとの意見交換会には、地元の行事が重なったため、出席しませんでしたが、県連広報組織員会の一員として、日向であったタウンミーティング、児湯郡での鳥インフル、口蹄疫関連視察、最後の宮日インタビューに裏方として参加。タウンミーティングの中で岡田幹事長が話をしていましたが、「正直に状況を説明していく」という姿勢は、今最も必要なものだと私も感じています。

 岡田幹事長には、参院選の際にも、当時外務大臣として応援に入っていただき、延岡、宮崎で共に街頭演説に立ちました。今回の来県では、宮日インタビューの後に少し話をする機会があり、「地方選を通して、一人ひとりの方々と話し、接することは必ず政治家としての宝になる」と力強く励まされました。

 政治部の記者時代、岡田さんを直接担当したことはありませんでしたが、当時から持っていた真面目で、まっすぐで、かつエネルギッシュな岡田さんの印象は、今回の来県でも同じでした。帰京後も国会運営、党内問題と難しいかじ取りが続いているようですが、党の責任ある立場としてご奮闘いただきと思います。

【渡辺創】