非常事態宣言解除

P1230102 口蹄疫による非常事態宣言が27日に解除されました。29万頭の牛、豚が犠牲となりました。またたくさんの方々の痛み、失望、喪失・・・様々な思いを経て、迎えた一日です。

 これからは復興に向けての歩みです。新しい畜産業のモデルとなる意識で取り組まなければなりません。そして完全に冷え込んでしまった宮崎経済の建て直しが必要です。

 特に経済的な回復には、宮崎の中でお金を動かしているだけでは限界があります。いかにして外のお金を宮崎の中に流し込むことができるかがカギです。まずはイベント・大規模会議の誘致、観光キャンペーンなど積極的に宮崎に人を呼び込むことが足がかりになるはずです。

 またこの悲痛な経験をムダにするわけには行きません。経済的支援策は当然ですが、発生そして拡大原因の究明、初期対応の迅速化、法制度の見直し、国・県・基礎自治体の関係性の再整理など積み残された課題は少なくありません。

 これからが本当の意味での正念場です。

渡辺創

※写真は国富町内でみつけたアジサイ

 

党演説会2(宮崎)

P1220981  24日の民主党宮崎県連街頭演説会は、午後5時からのJR宮崎駅前も無事に終了しました。会場に集まってくださった皆様本当にありがとうございました。また宮崎駅周辺の皆様大変お騒がせ致しました。

 演説会は、県連代表・井上紀代子県議のあいさつで始まりました。その後、私が、自らが候補者として挑戦した参院選を振り返りながら、厳しい国会情勢の中で民主党に問われるものについて私見を述べ、県連の一員として、また一人の政治を志す者としてこれからの覚悟と決意を宣言させていただきました。

 締めくくりは、衆院宮崎1区選出の川村秀三郎代議士。先日、民主党への正式入党が決まったばかりです。参院選でも先頭に立って闘っていただきました。川村議員は①混乱する国会の中でいかにして結果を出していくのか②今後の口蹄疫対策の重要性と全力を注ぐ決意③民主党入党の判断--この3点を軸に熱のこもった演説をされました。

 民主党宮崎県連が、きちんと宮崎に根ざし、有権者の皆様にとって手触りのある政党となっていく決意を再確認できる演説会になりました。支えてくれたスタッフの仲間にも心から感謝します。

 写真は、右から井上県連代表、川村代議士、私です。

渡辺創

党演説会1(延岡終了)

P1220935 7月24日は「民主党宮崎県連街頭演説会」を開催中です。午前中は延岡市内2ヵ所で街頭演説会を済ませ、今は夕方の宮崎会場を前にちょっと休憩中。思い出したようにパソコンを開きました。

 宮崎会場はJR宮崎駅西口広場で午後5時からです。先ほどまで宮崎駅前で演説会告知のため、マイクを握っていましたが、頭がくらくらするような暑さですので、外出される方はお気をつけて。

 延岡では、参院選中も応援下さった皆さんが集まってくださいました。また通行中の自動車や歩行者の皆さんからも予想以上の温かい声援を頂き、17万8854票の重みを実感する時間にもなりました。このご期待を裏切ることなく、厳しい環境下でもしっかり歩んでいきます。

 写真は、延岡の演説会でマイクを握った、宮崎2区の道休誠一郎衆院議員(中央)、県議の田口雄二県連幹事長(右)、渡辺創(左)の3人です。

 さて午後5時からは川村秀三郎衆院議員、井上紀代子県連代表と一緒に頑張ります。

渡辺創

24日は党演説会です

P1220865_2  明日(24日)、延岡、宮崎両市で民主党の街頭演説会を開きます。

 参院選も終わった今頃?と思われる方もいるかもしれませんが、選挙前の二連ポスターで告知していた演説会です。数年前に新聞(確か朝日新聞?)でも取り上げられたことがありますが、実はこの手の演説会は「ポスターを張る為の仮の日程」(関係者談)とのことで行われないケースが多いのが実態です。生真面目すぎるとの指摘もわずかにありましたが、有権者の皆さんに嘘をつかない政治はまず足元からということで実施します。

◇延岡 ①午前10時(JR延岡駅前通の旧渡辺創事務所前)〜②午前11時10分(ジャスコ延岡ショッピングセンター前)〜。弁士はともに道休誠一郎衆院議員(宮崎2区)と渡辺創。進行役は県連幹事長の田口雄二県議。

◇宮崎 午後5時(JR宮崎駅西口広場)〜。弁士は、先日正式に入党された川村秀三郎衆院議員(宮崎1区)と渡辺創。進行役は宮崎県連代表の井上紀代子県議です。また午後2時からは同じ宮崎駅前で演説会の告知活動を行う予定にしています。

 ぜひお近くにいらっしゃる際には、お立ち寄りください。そして気軽に声を掛け頂ければと思います。

 さて写真は演説会とは無関係ですが、宮崎県央部の山並み。夏の宮崎の一コマとして。

渡辺創 

東九州自動車道(西都〜高鍋)

P1220869_2  昨日(7月22日)、県北地区でのあいさつ回りに向かう際、先週土曜日に開通したばかりの東九州自動車道の西都〜高鍋区間を初めて利用しました。写真は高鍋料金所です。

 同区間は12・1キロ。高速道路無料化社会実験の対象路線となっていますので、来年3月まで全車種が無料です。写真は夕方の高鍋料金所ですが、切れ間なく次々と車が通過しており、片側1車線ずつの本線もストレスなく走行できる程度の交通量で出だしは順調なようです。

 12月には門川〜日向間(14キロ)の開通も予定されています。県民の悲願でもある東九州自動車道の早期全面開通に向けて民主党も全力を注ぎます。

渡辺創

県連政治スクール

P1220821  民主党宮崎県連では初めての試みとなる「政治スクール」が17日にスタートしました。第1回は、国の口蹄疫対策本部に詰めていました篠原孝農林水産副大臣を講師に宮崎市のアートセンターでの開催でした。

 篠原さんは農水省出身で、宮崎1区の川村秀三郎衆院議員とは同期入省。民主党の農水政策の中心となってきた方です。話は口蹄疫対策から今後の農政の方向性、そして政治家のあるべき姿まで多岐にわたりました。

 口蹄疫の対応を振り返り、時に自らも一員である内閣の対応に複雑な感情を持ったことなども正直に打ち明けながら、17日午前にあった民間種雄牛の殺処分に立ち会って来たことを落ち着いた語り口で説明。日本人全体の危機意識の希薄さや、特化農業から危険分散を意識した農業へ転換する必要性を冷静に指摘する姿が印象的でした。

 政治スクールは、今後も月1回のペースで開催します。ただ受講は以前に募集した方のみになっています。抽選で漏れた方には、大変失礼をいたしました。受講されているみなさんと大いに意見を交わしあえる半年にしたいと思います。私もスタッフの一員として参加していますので、どうかお声掛けください。

渡辺創

夏の空

P1220733_3  参院選が終わり、ふと気付けばもう金曜日。毎日慌しくあいさつ回りで県内を駆け巡っています。改めて多くの皆様に応援いただいたことを深く感謝する日々です。

 たくさんのメールやお手紙を頂いています。すぐに返答できずに申し訳ありません。ゆっくりお礼をお伝えしたいと思っていますので、もうしばらく時間を頂きたいと思います。

 子守のために群馬から宮崎に来てくれていた妻の母も昨日戻りました。身内の話ですが、本当に助けてもらいました。この場で改めて感謝を伝えたいと思います。たくさんの方に支えられての選挙戦でした。

 さて、すっかり夏の空になりました。幼稚園児の娘は「あと〇回寝たら夏休み!」とワクワクした様子。父親としては、その期待にどれだけ応えられるかちょっと心配ですが、いろいろ我慢も、寂しい思いもさせましたし、できる限り楽しい夏にしてやりたいと思っています。

 このブログでも夏の宮崎をできるだけ発信していきます。   渡辺創

178854票

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 投開票日から2日。私の力不足で、応援いただいた皆様の思いに応えられなかったことが心残りですが、多くの方々に支えられて、無事に選挙戦を終えることができました。

 口蹄疫で非常事態下の選挙でした。この時期に選挙となったことの是非も含め県民の皆様にも複雑な思いがあったと思います。私自身も、また陣営自体も暗中模索、試行錯誤の選挙戦だったというのが正直なところです。この機会にご迷惑をおかけした皆様に心からお詫び致します。

 知名度も、準備も十分ではない中での初めての選挙。17万8854人もの方に「渡辺創」と投票を頂いたことは誇りです。また投票翌日も多くの方に街頭で励ましを頂きました。頂いた一つ一つの思いをこれからも大切に積み上げていきたいと思います。

 選挙は終わりました。これからは党派を超えて口蹄疫で厳しい環境にある宮崎の再興に全力を注がなければなりません。当選された松下新平さんのご尽力を心から期待しています。

 この選挙戦、人生の先輩である松下さん、馬場洋光さんと競わせていただいたことを心から感謝しています。政治信条や政策面での違いはありましたが、お二人とも本当に宮崎のことを、日本のことを憂う立派な郷土の先輩でした。テレビや新聞での討論会などでご一緒させていただきましたが、また改めてゆっくりとお話をしたい気持ちでいます。

 選挙戦で経験したことや感じたことなどこれからゆっくりと記していきます。引き続きブログにも時折目を通していただければと思います。

 これからも、宮崎でしっかりと大地を踏みしめて一歩一歩進んで参ります。

渡辺創