民主党宮崎県連では初めての試みとなる「政治スクール」が17日にスタートしました。第1回は、国の口蹄疫対策本部に詰めていました篠原孝農林水産副大臣を講師に宮崎市のアートセンターでの開催でした。
篠原さんは農水省出身で、宮崎1区の川村秀三郎衆院議員とは同期入省。民主党の農水政策の中心となってきた方です。話は口蹄疫対策から今後の農政の方向性、そして政治家のあるべき姿まで多岐にわたりました。
口蹄疫の対応を振り返り、時に自らも一員である内閣の対応に複雑な感情を持ったことなども正直に打ち明けながら、17日午前にあった民間種雄牛の殺処分に立ち会って来たことを落ち着いた語り口で説明。日本人全体の危機意識の希薄さや、特化農業から危険分散を意識した農業へ転換する必要性を冷静に指摘する姿が印象的でした。
政治スクールは、今後も月1回のペースで開催します。ただ受講は以前に募集した方のみになっています。抽選で漏れた方には、大変失礼をいたしました。受講されているみなさんと大いに意見を交わしあえる半年にしたいと思います。私もスタッフの一員として参加していますので、どうかお声掛けください。
渡辺創