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MKB総選挙!

Cimg0679 台風の影響で宮崎も激しい雨が降ったり、止んだりと不思議な空模様です。週間天気予報を見ても、ずっと傘マークが並んでいます。和歌山や奈良など先日の台風で大きな被害が出た地域の土砂ダムも心配な状況です。

 さて、今回は楽しい話題を。今、宮崎県は新しい県のイメージキャラクターを作っています。いわゆる「ゆるキャラ」です。

 選考は3段階。①広くキャラクターデザインを募集(すでに募集を終了し、969点の応募がありました)。②一次選考を通過した30作品から一般投票で10作品を選出。③知事や有識者で最終決定・・・との段取りです。今は②の段階にあるのですが、宮崎県はこの第2段階を、今人気のAKB48に絡めて「MKB総選挙」と位置づけてPRしています。

 宮崎県商工労働部「みやざきアピール課」という部署が取り組んでいますが、「せっかくやるんだから、楽しく盛り上がろうよ」という空気感が伝わって、“いい感じ”です。従来のお役所のイメージとは少し違うかもしれません。

 こうして県民の目に触れる機会を選考段階から何度も作れば、決まったイメージキャラクターの定着、浸透も早いはずです。ちょっと「MKB総選挙」開催の周知期間が短い気もしますが、せっかくの機会なので、県民、また宮崎に関心を持ってくださる県外の方と一緒になって楽しみたいものです。

 MKB総選挙の投票期間は、明日9月17日から30日まで。居住地に関係なく、誰でも1回だけ投票できます。投票は、はがき・ネット・特設投票所の3方法で。詳しくは県HPをご確認ください。「MKB総選挙」と検索するとHPが出てきます。投票していただくと、抽選で県内宿泊施設ペア宿泊券や宮崎牛すき焼きセット、日向夏ドリンク、口蹄疫復興宝くじなどが当たります。

 ちなみにキャラクターの一覧は、下をクリックしてみてください。

「MKB.pdf」をダウンロード

 短い期間ですが、子どもたちが教室で一覧を広げて楽しんだり、ニシタチのお店でお父さんたちがキャラクター選びを酒の肴にしたり、今週末の敬老会で話題になったり、そんな場面をたくさん見られたら、楽しいだろうなと思います。

 地域で、家庭で、職場で、みんなで選んで、みんなに愛される「ゆるキャラ」が誕生するといいですね。

【渡辺創】

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F1051274_3 ご存知ですか?

 毎年9月10日からの1週間は自殺予防週間です。宮崎県庁近くの楠並木通りには、自殺予防週間を知らせるフラッグがかかり、県庁本館正面玄関の左奥には特設の啓発コーナーが設けられています(写真)。県の幹部職員も左胸に啓発用カードのようなものをつけて議会に臨んでいます。

 厚生労働省の人口動態統計によると、平成21年の自殺者は3万707人。宮崎県内では同年が337人。平成9年に年間自殺者数が300人を超えてからは300人台が続き、平成19年は394人と400人に迫りました。人口10万人あたりの自殺者数(自殺死亡率)は29・8(平成21年)と残念ながら全国でも高位にあります。

 自ら命を絶つ理由は、まさに3万通りの理由があるのだと思います。

 9月議会の代表質問、一般質問でも何人かの議員が自殺対策に関する質問をしていました。改めて考えましたが、人間誰だって苦しい瞬間もあれば、不安な瞬間、心がざわつく時もあります。追い詰められた気持ちになることだってあります。人はそんなに強いものじゃないし、誰もがそんな面を抱えながら歩んでいくからこそ、人間らしいんだと私は思います。

 大事なことは、そんな気持ちや苦しい思いを吐露できる場があるのかなんだろうなと感じます。聞いてくれる親しい人がいればいい。専門家がいいのかもしれないし、知らない人の方がいいのかもしれない。話してみれば楽になることって案外あるものですよね。今日、県庁本館の啓発コーナーで手にしたビラには「ひとりで悩まないで 誰かに話してみませんか。」とありました。その通りなんでしょうね。

 そういう意味では、思い立った時に、誰かの声が聞きたくなったという時に相談できるところが大切ですね。

◇電話相談「こころの電話」 0985-32-5566 月〜金の午前9時〜午後7時。

◇夜間の電話相談「自殺防止電話ライフネット宮崎」 0985-28-2555 月、火、木、土曜日の午後7時〜午後11時。

◇夜間の電話相談「NPO法人国際ビフレンダーズ宮崎自殺防止センター」 0985-77-9090 水、金、日曜日の午後8時から午後11時。

◇精神科医による診療相談 事前予約制で精神保健福祉センター(0985-27-5663)にご連絡を。

 私が高校1年の時でした。年上の幼馴染が突然、その命を絶ちました。私は今でもその踏切を渡りません。家族やもっと近しい人たちの深い悲しみに比べれば、あえて言うことでもないのでしょうが、大きなショックでした。年を重ねる中で、その後も何度か友達や知人が突然消えてしまうことを経験しました。

 本人も本当につらかったのだと思います。

 大切な命に、守れる命に、しっかりと寄り添える社会を築きたいと思う、自殺予防週間最終日、9月16日の未明です。

【渡辺創】

つながり

F1051253_2 県議会の9月定例議会は一般質問が続いています。そんな最中ではありますが、この週末は福岡まで出張。せっかく福岡に来たのだからということで、少し足を伸ばし、古賀市を訪ね、福岡県議会議員の田辺一城さんと会いました。

 田辺さんは、実は毎日新聞時代の後輩。一緒に仕事をしたのは、私が参院選出馬で急遽、退社・帰郷した直前の1週間だけだったのですが、彼は当時、大阪社会部から政治部与党クラブに応援取材に来ていました。

 その後、彼は大阪社会部に戻り、府庁担当をしていたのですが、思うところがあり、故郷・福岡古賀に戻って、この春の統一地方選で初挑戦、初当選。民主党公認です。

 私が退社して以来の再会でしたが、お互いの県議会のこと、今の政治のことなど語り合いました。若手議員のネットワークを広げて行こうと意気投合し、宮崎県連の政治スクールにもゲストで参加してもらうことになりました。

 福岡と宮崎。同じ九州内の県議として、お互い刺激を受け、与えながら、切磋琢磨していきたいものです。

 話に熱中して、二人で写真を撮るのを忘れたので、立て看板の写真を載せておきます。

【渡辺創】

9月定例議会

F1051242 和歌山県、奈良県を中心に甚大な台風被害が出ています。東日本大震災に、新潟・福島の水害、今回の台風と自然災害が深刻な爪跡を残す年になりました。尊い命を奪われた方々のご冥福を心からお祈りしたいと思います。

 宮崎県議会の9月定例議会は2日、開会しました。本会議での質問は7日に始まります。私の所属する「新みやざき」では、西村賢代表(日向市区選出)が8日午前10時から代表質問に立ちます。

 また時間は決まっていませんが、9日からの一般質問には、井上紀代子政審会長(宮崎市区選出)、徳重忠夫議員(都城市区選出)が登壇する予定です。

 私は今回の議会、本会議での質問の機会はありませんが、委員会審議に力を注ぎます。

【渡辺創】

※写真は会派控室から見える県庁本館です。

 

宮崎物産展は5日まで

 昨日のブログに、東京に住む友人から問い合わせがあり、「物産展はいつまでか?」とのこと。基本的な事項を落としていました。失礼しました。新聞記者時代だったら、デスクに怒られたところですね。

 「第24回日向(ひむか)自慢みやざき展In高島屋」は、5日(月曜日)までです。東京都中央区日本橋2-4-1「日本橋高島屋」8階催事場。営業時間は午前10時〜午後8時。最終日は午後6時までです。

 会場には、食料品40社、酒類28社、工芸品17社の計85社が出品。食事コーナーや観光PRコーナーも設けてあります。

 東京、横浜でブログを読んでいただいている方もいます。よかったら、のぞいてみてください。オールみやざき営業チーム、頑張っています。

【渡辺創】

前を向いて

Cimg0658  野田佳彦氏が第95代の内閣総理大臣となりました。宮崎県連の役員として、いくつかのメディアからの取材も受けましたが、民主党の政権発足からわずか2年間で、3人目の総理を選ばなければならないという状況を作ってしまったことを、民主党の一員として大変申し訳なく思っています。

 本来であれば、今は政策を、政治を一心不乱に前に進めなければならない時期。一日も早くその態勢を構築できるようにするのが国会議員の責任であるはずです。地方議員も自分のフィールドの中で、その足場を築く努力を続けたいと思います。

 改めていつか書きたいと思いますが、今回の代表選の中でも「復興増税」か「長期償還の国債」かというような議論がありました。国の財政と今後の復興に必要な費用の捻出を考えると頭の痛いところです。社会保障と税の一体改革も控えていますが、逃げることのない議論をしっかり展開する時期も迫っていると個人的には感じています。

 さて、本業の話。宮崎県議会も明日2日に定例議会が開会します。議会控室にいても先輩方の動きがバタバタしてきました。

 そんな中、昨日(8月31日)は、東京の高島屋日本橋店で開かれている宮崎物産展「第24回ひむか自慢みやざき展」に参加しました(写真)。いま宮崎県は「オールみやざき営業チーム」というプロジェクトを立て、総合的な戦略で宮崎を売り込もうと取り組んでいます。東国原前知事という抜群の「知名度」と「宣伝力」を持った県政からの「発展的」・・・・を目指すわけですから、新しい工夫も、新しい努力も必要になります。

 今回の物産展でも、単に物品の販売だけではなく、宮崎観光で推し進めている「宮崎三旅」(女性に人気の「恋旅」、マリンスポーツの「波旅」、ゆっくり滞在型の「ゆっ旅」)もPR。事前に表参道のお祭りでビラを配って物産展に誘導するなど工夫を凝らしています。

 「オールみやざき」ということで、昨日は県議3人も参加。法被姿で振る舞いのミニステーキご飯を配ったり、恋旅のステッカーを配ったりと、いい経験になりました。いい宮崎を築くため、前を向いて進まなければなりません。

 極めて個人的なことですが、物産展でうれしい再会がありました。県の担当職員として頑張っていたのは高校1年生の時の同級生。十数年ぶりの再会でした。お互い大人になって、仕事で接するのも不思議な感覚でした。またゆっくり話がしたいところです。

【渡辺創】

新しいステージへ

F1051154 土曜日の朝刊でも報じられていましたので、ご承知の方もいらっしゃるでしょうが、宮崎県庁本館の正面玄関で来訪者を迎えていた東国原英夫・前知事の人形(写真)が18日夕方、県庁隣の宮崎物産館に戻ったそうです。

 県などによると、この人形は元々物産館にあったものを、PRのため県庁に移動させていたそうで、物産館の持ち物とのこと。お盆も終わり、前知事の人形も里帰りが実現したということになります。

 私が6月定例県議会の一般質問で「東国原県政からの発展的卒業、発展的脱却が必要」と人形・パネルの県庁正面玄関からの撤去を促した経緯もあり、今回の移動をめぐっても取材を受けることになりました。まさに記事にもありますが、自立する雰囲気の現れであれば、明日に向かって進む宮崎にとって望ましいことだと感じています。この件、議会で質問した際にもたくさんの反応をいただきましたが、今回も「新聞見たよ」とたくさんの方が声をかけてくださいました。

Ccf20110822_00000_2  なおもう一つのパネルは、引き続き県庁の正面玄関に飾られています。

 2枚目の写真は、2011年8月20日(土曜日)、宮崎日日新聞2面の記事です。

【渡辺創】

暑い夏に

F1051137 お盆も慌しく過ぎてしまいました。やるべきことが多く、ドタバタしているうちにいつの間にか8月も後半になってしまいました。

 宮崎は相変わらず暑い日が続いていますが、県庁前の楠並木通りではほっと一息つく気分になりますね。宮崎の方々はよくご存知でしょうが、官庁街の落ち着いた空気と相まってなかなかの雰囲気です。今日午前中も楠並木の木陰で立ち止まり、汗を拭いていると、県庁職員の方に「しばし休憩ですか?」と冷やかされました。少し楽しい話をする心の余裕も生まれる場所です。

 さて、この夏。生まれて初めて熱中症?らしきものを経験しました。お盆前でしたが、午前中に2時間ほど議会便りを歩いて配った後、会議と事務仕事をこなしていたら、どうも頭がふらふらして、体がだるくて仕方がありません。夜の会合をキャンセルして、自宅で寝ていましたが、珍しく食欲もなく、体の関節や筋肉が痛くてだるいという感じです。寝不足もあったので、単なる夏バテだったのかもしれませんが、一晩ゆっくり休めば回復しました。体力自慢にもそろそろかげりが・・・というのは冗談ですが、しっかり注意しないといけないんだなと自覚する出来事でした。

F1051099  そんな暑い夏に出会った、この夏のヒット商品がコレ(写真2枚目)。シャツの上からスプレーするだけで、涼しくなります。ふりかけすぎるとちょっと寒くなるくらいです。同様の商品はスプレー缶タイプのものもありますが、ミストタイプの商品の方が使った後の処理が楽ですね。この夏、最高の出会いでした。暑がりの私には欠かせない存在になりました。ただ、残念なことにドラックストアなどでも売り切れ続出。なかなか見つけられません。やっと見つけても残っているのは、レディス用がほとんど。それほど匂いはしませんが、私に似合わないいい香りがしてしまうのが少々照れくさいところです。

 節電の夏、いろいろな工夫が必要ですね。

【渡辺創】

※1枚目の写真は、県庁前庭で休息中?の蝶?。携帯で撮影した写真を少しトリミングしています。

 

 

県連大会

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 今日、8月6日は66回目の広島「原爆の日」。核兵器廃絶と原子力発電の課題は、直接的関係はありませんが、3月11日の東日本大震災が引き起こした福島第一原子力発電所事故が終息しない環境での「8月6日」だけに考えるべきことは尽きません。

 さて、ところ転じて宮崎では6日午後、宮崎市の宮崎観光ホテルで民主党宮崎県総支部連合会(県連の正式名称)の定期大会が開かれました。

 執行部側、代議員双方合わせて約130人が参加。前年度の活動報告や決算報告を経て、今年度の活動方針案、予算案、人事案などが承認されました。活動方針案等の起草委員会の一員として取り組んできたので、無事に承認され、正直ほっとしました。

 人事は、川村秀三郎衆議院議員(宮崎1区)が県連代表を続投します。幹事長だった権藤梅義・前県議は、津村重光・前宮崎市長、井上紀代子県議(前代表)とともに常任顧問に就任。新幹事長には、田口雄二県議(延岡市区)が再登板となりました。

 ちなみに私は、新設された「幹事長代理」を拝命しました。全力を尽くして「川村・田口」体制を支えをしたいと思います。私に与えられたミッションは、県連内のユーティリティープレーヤーになり、県連の基盤強化、活動の活性化、意識変革に取り組むことと理解しています。“下働き”がメーンでしょうが、自分を鍛えるためにもしっかりと与えられた役割に取り組みたいと思います。

 県議になって、3カ月が過ぎましたが、「一人の政治家として取り組むべきこと」とあわせて、「政党人として果たすべきこと」も大事な役割だと日々感じています。私にとっては、政治活動の両輪です。いま環境としては非常に厳しい民主党です。しかし、厳しい声はしっかりと受け止めながら、本来、民主党が果たすべき役割をしっかりと見つめ続けるように、党の中できちんと声を上げていく覚悟です。

 写真は、記者会見での写真撮影の様子。右から田口新幹事長、川村代表、権藤前幹事長、渡辺幹事長代理(私)の順です。私は会見の司会だったんですが、上がれとの指示で加わりました。

 話は変わりますが、高校野球・日南学園残念でしたね。私は見れませんでしたが、いい試合だったようです。選手のみなさん、お疲れ様でした。

【渡辺創】

それぞれの“夏休み”

P1050048 県議会で同じ会派「新みやざき」に所属する井上紀代子、田口雄二両先輩とともに5日午前、県立宮崎西高校を訪ねました。目的は、同校で開催中の県教委「普通科高校サマーセミナー」の見学です。

 このサマーセミナー、今年が7回目。大学進学を希望する県内の県立・私立高校の3年生を対象に3日間開かれています。県内に57人いる指導力の優れた「強化指導力向上支援教員」を中心にした、いわば“選抜講師陣”が教鞭をとり、国・数・英・理の集中講義が続いていました。今年は県立18校、私立9校から672人が参加しています。

P1050049  教室では、違う制服の高校生たちが机を並べて、真剣なまなざしで授業を聞いています。講師陣もなかなかユニークで、数学や物理など正直授業の内容はよくわかりませんが、話を聞いているとどんどん引き込まれていきます。その姿は、まるで人気予備校講師のよう。

 「いいかい?基本とは簡単なことではなくて、大事なこと。だから基本をおろそかにしてはいけない。繰り返し繰り返し身につけることが大事だね」。ある化学の授業では先生がプリントを配りながら、生徒たちにささやいています。なるほどと思わず頷きながら聞いていると、教室の後方では授業見学に来た教員たちが生徒よりも真剣な顔つきで聞いています。先生方も大変ですね。

 なかなか面白い取り組みでした。もちろんこの3日間で学力がぐっと向上するというものではないでしょうが、いいきっかけづくり、刺激の場となって、希望を実現させる高校生が増えれば、幸せな話です。

 さて聞いてみると、同校では夏休み期間中も3年生になると25日間程度は補習で学校に足を運ぶとのこと。私は高校生時代、けがで県立の進学校には1年しかいませんでしたが、そう言えばそうだったな〜と思い出しました。せっかくの夏休み、大人からみると少しかわいそうな気もしますが、決戦の夏でしょうから、頑張ってくださいね。

F1051078  決戦の夏といえば、6日からは夏の甲子園。日南学園の初戦は、福島・聖光学院。強豪校ですが、見ごたえのある試合を期待したいと思います。全国高校総体で優勝を決めた、男子バスケットの延岡学園、男子ハンドボールの小林秀峰に続いてほしいものですね。

 頑張る高校生たちにとって、悔いのない夏休みになることを願います。

 最後の写真は、昨日見た大きな虹です。写真だとあまりきれいに見えませんが、とても幻想的でした。

【渡辺創】