野田佳彦氏が第95代の内閣総理大臣となりました。宮崎県連の役員として、いくつかのメディアからの取材も受けましたが、民主党の政権発足からわずか2年間で、3人目の総理を選ばなければならないという状況を作ってしまったことを、民主党の一員として大変申し訳なく思っています。
本来であれば、今は政策を、政治を一心不乱に前に進めなければならない時期。一日も早くその態勢を構築できるようにするのが国会議員の責任であるはずです。地方議員も自分のフィールドの中で、その足場を築く努力を続けたいと思います。
改めていつか書きたいと思いますが、今回の代表選の中でも「復興増税」か「長期償還の国債」かというような議論がありました。国の財政と今後の復興に必要な費用の捻出を考えると頭の痛いところです。社会保障と税の一体改革も控えていますが、逃げることのない議論をしっかり展開する時期も迫っていると個人的には感じています。
さて、本業の話。宮崎県議会も明日2日に定例議会が開会します。議会控室にいても先輩方の動きがバタバタしてきました。
そんな中、昨日(8月31日)は、東京の高島屋日本橋店で開かれている宮崎物産展「第24回ひむか自慢みやざき展」に参加しました(写真)。いま宮崎県は「オールみやざき営業チーム」というプロジェクトを立て、総合的な戦略で宮崎を売り込もうと取り組んでいます。東国原前知事という抜群の「知名度」と「宣伝力」を持った県政からの「発展的」・・・・を目指すわけですから、新しい工夫も、新しい努力も必要になります。
今回の物産展でも、単に物品の販売だけではなく、宮崎観光で推し進めている「宮崎三旅」(女性に人気の「恋旅」、マリンスポーツの「波旅」、ゆっくり滞在型の「ゆっ旅」)もPR。事前に表参道のお祭りでビラを配って物産展に誘導するなど工夫を凝らしています。
「オールみやざき」ということで、昨日は県議3人も参加。法被姿で振る舞いのミニステーキご飯を配ったり、恋旅のステッカーを配ったりと、いい経験になりました。いい宮崎を築くため、前を向いて進まなければなりません。
極めて個人的なことですが、物産展でうれしい再会がありました。県の担当職員として頑張っていたのは高校1年生の時の同級生。十数年ぶりの再会でした。お互い大人になって、仕事で接するのも不思議な感覚でした。またゆっくり話がしたいところです。
【渡辺創】