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希望を

P1220273 小規模のミニ集会を続けています。昨日(6日)夜は、宮崎市宮脇町の新事務所2階で開き、県連の井上紀代子代表も参加しました。

 70代の男性から「自殺者がこれだけいる世の中は間違っている。政治家はそんな世の中を作っているという自覚があるのか」との指摘がありました。

 今、日本では年間3万人を超える国民が自ら命を絶っています。経済的困窮、病苦、個人的事情・・・。理由は様々あるでしょうが、言わば小規模の市が毎年一つずつ国から消えている状況です。「希望を持てる社会」を築けない政治の責任は極めて大きいはずです。「自己責任」と言ってのける様な政治は問い直さなければなりません。

 先日、早朝に車で移動中、カーラジオからラジオ体操が聞こえてきました。「新しい朝が来た。希望の朝だ。喜びに胸を開け、大空仰げ」。国民はこの歌詞のような気持ちを政権交代で味わいたかったのかもしれません。その国民の切実な思いに応えられているか。きちんと見つめ直し、着実な歩みで前に進むことが何よりも求められていると感じる日々です。

 宮崎市内の新事務所は、延岡事務所(5日)に続き、12日に正式に事務所開きをする予定です。口蹄疫で非常事態宣言下ですので、小規模で済ませる予定で、ご案内も限られた方になっておりますが、どうかご理解いただけますようお願いいたします。

渡辺創

新しいスタート

P1220039 えびの市が口蹄疫から抜け出しました。清浄性が確認され、4日から家畜の移動・搬出制限区域が解除されました。県央部では依然として終息の気配が見えないだけに、まだまだ状況は深刻ですが、えびの市関係者の方々の努力の積み重ねに心から敬意を表したいと思います。本日の宮崎日日新聞一面に掲載されていた獣医さんたちの安堵の表情が印象的でした。

 さて国会では、退陣した鳩山由紀夫首相の後任に菅直人さんが選出されました。国民の信頼をどう回復していくか。国民に対してきちんと責任をもって国政運営にあたる内閣を作らなければなりません。組閣は月曜日のようですが、内閣の要となる官房長官には仙谷由人さんがつくとのことです。閉塞感の漂う今の状況を打破し、新しい社会を築く礎をどう作っていくのか。それが最も重要な役割になります。民主党にとって正念場です。市民派の菅さんの本領を発揮してほしいと心から願います。

 さて私の活動では、4日夜、小中学校の同級生やその親世代が宮崎市宮脇町に開設準備中の新しい事務所に集まってくれました(写真)。宮崎市立東大宮小、東大宮中が私の母校です。私の思いや自分のメーンテーマとしている教育問題、子育て支援などについて意見交換したり、政治活動のあり方についてもみんなで頭をひねってくれました。中学を卒業して以来18年ぶりの再会もありましたが、お互い顔を見ながら話していると昔の思い出がよみがえってくるものですね。「お互い大人になったね」という言葉を交し合う夜になりました。

渡辺創

新たな決意の一日

 「鳩山首相が党幹部に辞意を伝えた」というニュースメールが携帯電話に届いたのは、2日午前9時50分、県南の串間市に向かう車の中でした。その後、両院議員総会での正式表明があり、小沢幹事長も退くというニュースが続きました。

 昨日もブログで書きましたが、私は要職にある者の進退は、状況や影響、必要性を勘案して自らが判断すべきものと思っています。鳩山総理は「普天間問題による社民党の政権離脱」と「政治と金」を直接的な理由として挙げたそうですが、その決断を受け止めるしかありません。両氏の辞意表明には賛否両論あると思います。実際、私のところにも「もっと早くやめるべきだった。当然の辞任だ」「もう少し責任を持って政権運営を続けるべきだ」など様々な声が寄せられています。

 今日、複数のメディアから「次の代表は誰が望ましいか」という趣旨の取材を受けました。急な展開に具体名を挙げるような段階まで頭の整理がついていませんが、代表を選ぶというのは、今の状況の中で事実上総理を選ぶことです。現時点ではどういう結論になるのかわかりませんが、国民に対し責任を持って政権運営、国家運営にあたる人物であることが、当たり前のことですが、最も重要なことだと感じます。今回は国会会期中の緊急事態のため、投票権は現職国会議員だけとのことですが、今後の政権運営をいかにきちんと行うかにしか国民の信用を回復する方法はないはずです。

 宮崎では、昨日来県した鳩山総理が責任を持って口蹄疫問題に対処することを約束したばかりです。行政の長としての総理発言ですから、総理が変わってもその姿勢は変わりません。

 厳しい情勢、厳しい声の中ですが、その声を受け止めながら前に進むしかありません。民主党にとって新たな決意の一日になったはずです。

渡辺創

肌寒い1日でした

P1210966  例年クールビズがスタートする6月1日ですが、今日は肌寒い一日でした。時折激しい雨も降り、お邪魔したお宅では「ストーブつけたよ」との冗談話も出るほど。写真だけでも宮崎らしいものをと思い、晴天の海の写真です。数日前の撮影ですが・・・。

 普天間問題に起因した社民党の連立離脱、鳩山政権のさらなる支持率低下とご心配をおかけしています。この数日はマスメディアからの取材も相次ぎました。「鳩山総理辞任を求めるか。また選挙への影響は?」との内容が大半です。要職につく者の進退は、その必要性、また状況を勘案して当事者自らが判断することだと私は思っています。ただ「活動の中で厳しい声が寄せられているのではないか」と問われれば、それもまた事実です。

 さてしばらくパソコンを自宅に置いたまま県内出張に出かけていたり、ほかの事に追われたりで、ブログの更新や活動報告が疎かになっていました。こまめにチェック頂いていた方にお詫びします。いま後援会事務所の仲間、応援いただいている皆さんも含め関係者が様々な準備に追われています。態勢も整わず、至らない点も多々あります。多くの方にご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦ください。

 このブログの初めの頃にも書いたと思うのですが、選挙経験のない普通の30代が挑戦する時、何を経験し、何を感じるのか。まだまだ十分ではありませんが、日々の雑感を通してブログでその空気感をお伝えできればと思っています。

 さて今、各種アンケート調査や取材対応に追われています。できる限り丁寧に対応しているつもりですが、毎日毎日増えていく“宿題”に少々頭を悩ましているところです。そんな私を心配してくれたように、先日、毎日新聞時代の同期入社の記者仲間たちが電話をくれました。在阪の連中が同期会を開いていたとのこと。夜遅い時間でしたが、時間を忘れて話し込みました。また宮崎では小中学校時代の同級生たちも活発に動いてくれています。やはり仲間というのはいいものですね。

渡辺創

【口蹄疫募金関係5】

 県家畜改良事業団で殺処分の対象となっている種雄牛49頭を救済してほしいとの要請が出ています。口蹄疫の深刻さを考えれば、例外は認められないというのもよくよく理解できますが、これまで数多くの方々の努力で築いてきた宮崎牛を、何とか守るために、また日本の畜産業のためにも、極めて例外的な措置として対処すべきではないかとの思いが募ります。

 まずは私にできることから。義援金関連の情報です。地元紙・宮崎日日新聞やその他新聞などの情報を基にしています。 

①【<首都圏向け>ヤクルト・日ハム戦前にチャリティーサイン会】23日のプロ野球交流戦「ヤクルト・日本ハム」(神宮球場、18時開始)の前に、宮崎出身の青木宣親選手らがチャリティーサイン会で募金を募るとのこと。またゲーム収益の一部が義援金として寄付される。

※このブログは、私の東京・横浜時代の知人、友人にも読んでいただいています。もし都合がつく方がいれば、ご協力お願いします。

【口蹄疫募金関係4】

 口蹄疫問題で発生地から半径10キロ圏内のワクチン接種と、その後の殺処分の方向性が決まりました。多くの方々の複雑な感情を残したままでしょうが、関係者の方々の苦渋の決断が感染の拡大防止につながることをただただ祈るばかりです。また西都市に避難させた種雄牛の1頭にも感染の疑いがわかったとのこと。何とかとまってほしい。もうそれ以外に言葉がありません。

募金などの動きです。問い合わせて確認した情報や地元紙・宮崎日日新聞などの情報を基にしています。

①【セブン&アイ募金活動】6月2日まで全国のセブンイレブンやイトーヨーカドー、デニーズなど各店(合計1万3789店舗)でレジ横やサービスカウンターなどに募金箱を設置。

②【ローソン】宮崎県内の82店舗で6月20日まで募金箱を設置。

③【ファミリーマート】全国のファミリーマート約7700店舗でポスターを掲示し、レジ横に募金箱を設置。5月30日まで。

④【高鍋町が義援金口座開設】振込先は高鍋信用金庫本店の普通預金、1354615、「高鍋町家畜防疫対策本部 対策本部長 高鍋町長 小澤浩一」。同信金窓口で振り込む場合は手数料免除。問い合わせは町政策推進課0983-26-2018。同町役場2階の同課では直接持ち込みも受け付ける。

⑤【ステッカー販売で被災者支援】畜産農家や売り上げ減に苦しむ商店街を支援するため、都農町の住民グループが応援ステッカーを販売。ステッカーは1枚500円。協力店舗を募るほかインターネットなどでも販売する。「都農基金」を立ち上げ、売り上げの8割程度を積み立てて被災者支援に役立てるとのこと。問い合わせはラブラッピング事務局(080-5607-3702)。ネット販売はhttp://lovewrapping.com

⑥【県信用金庫協会が24日から口座開設】県内の5信用金庫で作る県信用金庫協会が義援金受け入れの口座を「24日」に開設する。高鍋信用金庫本店に普通預金口座を開設し、1354623、「社会福祉法人県共同募金会 会長佐藤勇夫」に振り込む。信用金庫で振り込むと手数料は無料。

【口蹄疫募金関係3】

 口蹄疫に関わる義援金などの情報です。地元紙・宮崎日日新聞の記事を基にしていますので、すでにご存知の方も多いでしょうが、県外の方からもブログを読んでいただいているので、紹介させてください。
①【県の義援金新たな口座開設】県と県共同募金会は、口蹄疫被害義援金の振込口座を宮崎銀行と宮崎太陽銀行にも開設。7月30日まで受け付ける。口座名義は「社会福祉法人宮崎県共同募金会会長佐藤勇夫」。宮崎銀行は本店、普通預金で口座番号1062303。宮崎太陽銀行は本店、普通預金で口座番号1326266。振込手数料は寄付者負担。
②【都農町が募金口座開設】振込先は、尾鈴農業組合が都農支所、普通預金で口座番号0049251。宮崎銀行は都農支店、普通預金で口座番号0041904。宮崎太陽銀行は都農支店、普通預金で口座番号1072107。高鍋信用金庫は都農支店、普通預金で口座番号1149076。口座名義はいずれも「都農町口蹄疫支援本部 代表河野正和」。振込者は氏名や団体を明記する。現金は、町役場新館2階総合政策課で受け付ける。期間は2011年3月31日まで。問い合わせは同町総合政策課0983-25-5711。
※宮崎日日新聞の記事を基にしています。

【非常事態宣言で示された注意事項】

 宮崎県の「口蹄疫」非常事態宣言で示された注意事項をまとめました。県内の方、また宮崎を訪れる方はぜひ目を通してください。

【擬似患畜の発生地域】

<畜産農家に向けて>

①市町村の内外を問わず、不要不急の外出を極力控える。特に他の畜産農家との接触は絶対に避ける。

②家畜、畜舎、えさ、車両の内外の消毒および踏込消毒槽の設置など感染防止のために必要な対策を徹底して実施する。

③畜舎への出入りは極力控え、出入りする場合はマスクを着用し、その前後に手足の洗浄、うがいを励行する。※身近な消毒法として、食酢(3〜5%)を10倍以内に希釈したものが有効と紹介しています。

<畜産農家以外に向けて>

①不要不急の外出は控える。特に畜産農家への訪問は差し控える。

②一般車両も含め車で移動する場合は、必ず管内の消毒ポイントで消毒を受ける。

③イベント、大会、集会などは当面の期間延期する。やむを得ず開催する場合は、出入口での消毒など防疫措置を徹底する。

【発生地域外】

<畜産農家に向けて>

①家畜、畜舎、えさなどの消毒を徹底する。

②発生地域への出入りは自粛する。特に畜産農家との接触は絶対に避ける。

③発生地域外においても畜産農家同士の交流は極力自粛する。

<畜産農家以外に向けて>

①一般車両を含め車で移動する場合は、消毒ポイントで消毒を受ける。

②多くの人が集まるイベント、大会などは可能な限り延期する。実施する場合は出入口での消毒など防疫措置を徹底する。

【その他】

①公共施設、小売店舗、学校など人が集まる場所では、消毒マットなどの方法で消毒を徹底する。

②家庭での手足の洗浄、うがいなどを励行する。

県の非常事態宣言の内容がわかるのは、http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/honbu/seisaku/emergency/index.html

非常事態宣言

 宮崎県が口蹄疫の感染拡大を受けて、県内全域で非常事態宣言を出しました。殺処分の対象も11万頭を超え、きわめて深刻な、危機的状況との判断です。とにかくまずは感染拡大を止めなければいけません。

 県の宣言では、発生地域外の畜産農家でない県民にも①一般車両 を含め車で移動する場合は、消毒ポイントにおいて消毒を受けること②多くの人が集まるイベント、大会等は可能な限り延期すること。実施する場合は出入口での消毒など防疫措置を徹底すること--を求めています。私の政治活動についても、これまでも当然のこととして発生地域には立ち入らず、進めてきましたが、非常事態宣言を受け、県の方針に 従った形にします。予定していた集会なども延期・中止になるものが出てきますが、どうかご容赦ください。

 非常事態宣言が出された昼前に降り始めた雨が、静かに降り続いています。宮崎の心情を表しているかのようです。社会のあり方を少しでも改善したいという一心で志を立て、歩んでいますが、現状を見つめると、ただの候補予定者でしかなく、喫緊の課題に対し何の実行力 も持たない自分の非力がただただ悲しくなります。その割り切れなさと歯がゆさが日々つのるばかりです。

 しかし当事者の方々の苦悩を考えれば、私の心情など言うに値しません。今後、該当地域での全頭処分やワクチン接種も検討されているようですが、1日も早く感染の拡大を終息させ、被害補償、生活再建に全力が注げるようになるのを祈るばかりです。立場、党派を超えて宮崎を、日本を守るために力を結集しなければいけません。私は、私にできることから取り組みます。

「ニッポンを…創意工夫!」  渡辺創

【口蹄疫募金関係2】

 政府の口蹄疫対策本部が設置され、県庁内に現地対策チームが設置されました。山田正彦農水副大臣と小川勝也首相補佐官が宮崎に入り、指揮を執ります。感染の拡大防止と被害補償、影響を受けた皆さんの生活再建への取り組みを加速させてほしいと思います。

私は私のできることに取り組みます。募金・義援金に関する動きです。

<義援金窓口>※地元紙・宮崎日日新聞などの情報を基にしています。

①【県の義援金口座開設】県と県共同募金会が被害農家を支援する県口蹄疫被害義援金の振込口座を開設。取り扱い金融機関は、ゆうちょ銀行。口座は社会福祉法人宮崎共同募金会01740-9-69998。同銀行以外から振り込む場合は、ゆうちょ銀行一七九店あて。店番号は179、当座預金で口座番号0069998。

②【児湯医師会が募金箱設置】児湯医師会が所属する5町の42会員医療機関に呼び掛けて医療機関の窓口に募金箱を19日から順次設置する。

「ニッポをン・・・創意工夫!」  渡辺創