奥村展三文部科学副大臣

Cimg0743 県議会は本日(28日)より決算特別委員会が始まりました。所属委員会の所管範囲が分科会の担当になるので、私の担当は、普段と同じく「商工観光労働部」と「県土整備部」です。

 さて、今週月曜、火曜の休会日を利用して上京してきました。写真は、今回の組閣で文部科学副大臣に就任した奥村展三衆議院議員(1枚目、2枚目ともに右側)。滋賀4区選出です。

 私が民主党本部の担当記者をしていた頃、党本部役員室長を務めていらっしゃいました。そんなご縁で、私が政治家の道を歩み始めてからもずっと気にかけていただいています。昨年参院選の際にも、選挙戦2日目に宮崎に来てくださり、一緒に延岡、日之影など県北地域で遊説をしてもらいました。今回は副大臣室にお邪魔して、副大臣として所管するスポーツ行政や科学技術行政などについて意見交換。総合型地域スポーツクラブなども話題になりました。

Cimg0737 奥村議員は、与野党を超えてスポーツ振興の中心となってきた方で、その取り組みが今回の登用につながったのでしょう。私のイメージカラーと同じ緑のネクタイが素敵でした。奥村副大臣、実は選抜高校野球(春のセンバツ)に監督として出場した珍しい経験を持つ国会議員でもいらっしゃいます。大変お世話になりました。

【渡辺創】

うれしい出来事

F1051283_3 台風が通り過ぎ、すっかり秋めいてきました。

 このところ各地区の敬老会に招いていただいています。今週末まで続きますが、元気な先輩方にお会いできるのは楽しいことですね。

 さて、写真。敬老の日(19日)にお邪魔した宮崎市下北方地区(東・西)の敬老会で、参加者のおばあちゃんにいただきました。「今日はたくさんの子供たちに会えると思ったから、作ってきたの。あなたもお子さんにあげて」と会の途中で退席する私のところにわざわざ持ってきてくださいました。干支のウサギに安全ピンが付いています。

 ご長寿で祝われる側が、「これからの子供たちに」と未来世代を心にかけて下さっている。ギスギスとした出来事も少なくない世の中ですが、心がホッと温まる瞬間でした。ちなみにこの敬老会は、県知事公舎の地元でもあり、河野知事も初めて出席されました。

 さて今日(22日)は午前中に本会議が終わり、午後は会派調査の下準備などに追われていましたが、夕方、所用も兼ねて県庁近くの宮崎八幡宮まで息抜きに散歩。

 涼しい風に吹かれて歩いていると、自転車の女性がこちらへまっすぐに向かって来られます。戸惑い気味に頭を下げると、女性は開口一番「創さんですね!!」と・・・。話をうかがうと、読み方は違うそうですが(非常に珍しい読み方でした)、「創」君という小学5年生の息子さんがいらっしゃるとのこと。家庭では息子さんが常々「僕の創さん、僕の創さん」と呼んでくださっているそうです。しばらく話した後、女性は「頑張ってくださいね!」とまた元気に自転車を漕ぎ出していかれました。

 小学5年生の期待を裏切ることがないように、精進しなければなりませんね。

 うれしい出来事が続きました。

【渡辺創】

 

MKB総選挙!

Cimg0679 台風の影響で宮崎も激しい雨が降ったり、止んだりと不思議な空模様です。週間天気予報を見ても、ずっと傘マークが並んでいます。和歌山や奈良など先日の台風で大きな被害が出た地域の土砂ダムも心配な状況です。

 さて、今回は楽しい話題を。今、宮崎県は新しい県のイメージキャラクターを作っています。いわゆる「ゆるキャラ」です。

 選考は3段階。①広くキャラクターデザインを募集(すでに募集を終了し、969点の応募がありました)。②一次選考を通過した30作品から一般投票で10作品を選出。③知事や有識者で最終決定・・・との段取りです。今は②の段階にあるのですが、宮崎県はこの第2段階を、今人気のAKB48に絡めて「MKB総選挙」と位置づけてPRしています。

 宮崎県商工労働部「みやざきアピール課」という部署が取り組んでいますが、「せっかくやるんだから、楽しく盛り上がろうよ」という空気感が伝わって、“いい感じ”です。従来のお役所のイメージとは少し違うかもしれません。

 こうして県民の目に触れる機会を選考段階から何度も作れば、決まったイメージキャラクターの定着、浸透も早いはずです。ちょっと「MKB総選挙」開催の周知期間が短い気もしますが、せっかくの機会なので、県民、また宮崎に関心を持ってくださる県外の方と一緒になって楽しみたいものです。

 MKB総選挙の投票期間は、明日9月17日から30日まで。居住地に関係なく、誰でも1回だけ投票できます。投票は、はがき・ネット・特設投票所の3方法で。詳しくは県HPをご確認ください。「MKB総選挙」と検索するとHPが出てきます。投票していただくと、抽選で県内宿泊施設ペア宿泊券や宮崎牛すき焼きセット、日向夏ドリンク、口蹄疫復興宝くじなどが当たります。

 ちなみにキャラクターの一覧は、下をクリックしてみてください。

「MKB.pdf」をダウンロード

 短い期間ですが、子どもたちが教室で一覧を広げて楽しんだり、ニシタチのお店でお父さんたちがキャラクター選びを酒の肴にしたり、今週末の敬老会で話題になったり、そんな場面をたくさん見られたら、楽しいだろうなと思います。

 地域で、家庭で、職場で、みんなで選んで、みんなに愛される「ゆるキャラ」が誕生するといいですね。

【渡辺創】

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F1051274_3 ご存知ですか?

 毎年9月10日からの1週間は自殺予防週間です。宮崎県庁近くの楠並木通りには、自殺予防週間を知らせるフラッグがかかり、県庁本館正面玄関の左奥には特設の啓発コーナーが設けられています(写真)。県の幹部職員も左胸に啓発用カードのようなものをつけて議会に臨んでいます。

 厚生労働省の人口動態統計によると、平成21年の自殺者は3万707人。宮崎県内では同年が337人。平成9年に年間自殺者数が300人を超えてからは300人台が続き、平成19年は394人と400人に迫りました。人口10万人あたりの自殺者数(自殺死亡率)は29・8(平成21年)と残念ながら全国でも高位にあります。

 自ら命を絶つ理由は、まさに3万通りの理由があるのだと思います。

 9月議会の代表質問、一般質問でも何人かの議員が自殺対策に関する質問をしていました。改めて考えましたが、人間誰だって苦しい瞬間もあれば、不安な瞬間、心がざわつく時もあります。追い詰められた気持ちになることだってあります。人はそんなに強いものじゃないし、誰もがそんな面を抱えながら歩んでいくからこそ、人間らしいんだと私は思います。

 大事なことは、そんな気持ちや苦しい思いを吐露できる場があるのかなんだろうなと感じます。聞いてくれる親しい人がいればいい。専門家がいいのかもしれないし、知らない人の方がいいのかもしれない。話してみれば楽になることって案外あるものですよね。今日、県庁本館の啓発コーナーで手にしたビラには「ひとりで悩まないで 誰かに話してみませんか。」とありました。その通りなんでしょうね。

 そういう意味では、思い立った時に、誰かの声が聞きたくなったという時に相談できるところが大切ですね。

◇電話相談「こころの電話」 0985-32-5566 月〜金の午前9時〜午後7時。

◇夜間の電話相談「自殺防止電話ライフネット宮崎」 0985-28-2555 月、火、木、土曜日の午後7時〜午後11時。

◇夜間の電話相談「NPO法人国際ビフレンダーズ宮崎自殺防止センター」 0985-77-9090 水、金、日曜日の午後8時から午後11時。

◇精神科医による診療相談 事前予約制で精神保健福祉センター(0985-27-5663)にご連絡を。

 私が高校1年の時でした。年上の幼馴染が突然、その命を絶ちました。私は今でもその踏切を渡りません。家族やもっと近しい人たちの深い悲しみに比べれば、あえて言うことでもないのでしょうが、大きなショックでした。年を重ねる中で、その後も何度か友達や知人が突然消えてしまうことを経験しました。

 本人も本当につらかったのだと思います。

 大切な命に、守れる命に、しっかりと寄り添える社会を築きたいと思う、自殺予防週間最終日、9月16日の未明です。

【渡辺創】

つながり

F1051253_2 県議会の9月定例議会は一般質問が続いています。そんな最中ではありますが、この週末は福岡まで出張。せっかく福岡に来たのだからということで、少し足を伸ばし、古賀市を訪ね、福岡県議会議員の田辺一城さんと会いました。

 田辺さんは、実は毎日新聞時代の後輩。一緒に仕事をしたのは、私が参院選出馬で急遽、退社・帰郷した直前の1週間だけだったのですが、彼は当時、大阪社会部から政治部与党クラブに応援取材に来ていました。

 その後、彼は大阪社会部に戻り、府庁担当をしていたのですが、思うところがあり、故郷・福岡古賀に戻って、この春の統一地方選で初挑戦、初当選。民主党公認です。

 私が退社して以来の再会でしたが、お互いの県議会のこと、今の政治のことなど語り合いました。若手議員のネットワークを広げて行こうと意気投合し、宮崎県連の政治スクールにもゲストで参加してもらうことになりました。

 福岡と宮崎。同じ九州内の県議として、お互い刺激を受け、与えながら、切磋琢磨していきたいものです。

 話に熱中して、二人で写真を撮るのを忘れたので、立て看板の写真を載せておきます。

【渡辺創】

9月定例議会

F1051242 和歌山県、奈良県を中心に甚大な台風被害が出ています。東日本大震災に、新潟・福島の水害、今回の台風と自然災害が深刻な爪跡を残す年になりました。尊い命を奪われた方々のご冥福を心からお祈りしたいと思います。

 宮崎県議会の9月定例議会は2日、開会しました。本会議での質問は7日に始まります。私の所属する「新みやざき」では、西村賢代表(日向市区選出)が8日午前10時から代表質問に立ちます。

 また時間は決まっていませんが、9日からの一般質問には、井上紀代子政審会長(宮崎市区選出)、徳重忠夫議員(都城市区選出)が登壇する予定です。

 私は今回の議会、本会議での質問の機会はありませんが、委員会審議に力を注ぎます。

【渡辺創】

※写真は会派控室から見える県庁本館です。

 

宮崎物産展は5日まで

 昨日のブログに、東京に住む友人から問い合わせがあり、「物産展はいつまでか?」とのこと。基本的な事項を落としていました。失礼しました。新聞記者時代だったら、デスクに怒られたところですね。

 「第24回日向(ひむか)自慢みやざき展In高島屋」は、5日(月曜日)までです。東京都中央区日本橋2-4-1「日本橋高島屋」8階催事場。営業時間は午前10時〜午後8時。最終日は午後6時までです。

 会場には、食料品40社、酒類28社、工芸品17社の計85社が出品。食事コーナーや観光PRコーナーも設けてあります。

 東京、横浜でブログを読んでいただいている方もいます。よかったら、のぞいてみてください。オールみやざき営業チーム、頑張っています。

【渡辺創】

前を向いて

Cimg0658  野田佳彦氏が第95代の内閣総理大臣となりました。宮崎県連の役員として、いくつかのメディアからの取材も受けましたが、民主党の政権発足からわずか2年間で、3人目の総理を選ばなければならないという状況を作ってしまったことを、民主党の一員として大変申し訳なく思っています。

 本来であれば、今は政策を、政治を一心不乱に前に進めなければならない時期。一日も早くその態勢を構築できるようにするのが国会議員の責任であるはずです。地方議員も自分のフィールドの中で、その足場を築く努力を続けたいと思います。

 改めていつか書きたいと思いますが、今回の代表選の中でも「復興増税」か「長期償還の国債」かというような議論がありました。国の財政と今後の復興に必要な費用の捻出を考えると頭の痛いところです。社会保障と税の一体改革も控えていますが、逃げることのない議論をしっかり展開する時期も迫っていると個人的には感じています。

 さて、本業の話。宮崎県議会も明日2日に定例議会が開会します。議会控室にいても先輩方の動きがバタバタしてきました。

 そんな中、昨日(8月31日)は、東京の高島屋日本橋店で開かれている宮崎物産展「第24回ひむか自慢みやざき展」に参加しました(写真)。いま宮崎県は「オールみやざき営業チーム」というプロジェクトを立て、総合的な戦略で宮崎を売り込もうと取り組んでいます。東国原前知事という抜群の「知名度」と「宣伝力」を持った県政からの「発展的」・・・・を目指すわけですから、新しい工夫も、新しい努力も必要になります。

 今回の物産展でも、単に物品の販売だけではなく、宮崎観光で推し進めている「宮崎三旅」(女性に人気の「恋旅」、マリンスポーツの「波旅」、ゆっくり滞在型の「ゆっ旅」)もPR。事前に表参道のお祭りでビラを配って物産展に誘導するなど工夫を凝らしています。

 「オールみやざき」ということで、昨日は県議3人も参加。法被姿で振る舞いのミニステーキご飯を配ったり、恋旅のステッカーを配ったりと、いい経験になりました。いい宮崎を築くため、前を向いて進まなければなりません。

 極めて個人的なことですが、物産展でうれしい再会がありました。県の担当職員として頑張っていたのは高校1年生の時の同級生。十数年ぶりの再会でした。お互い大人になって、仕事で接するのも不思議な感覚でした。またゆっくり話がしたいところです。

【渡辺創】