新しいステージへ

F1051154 土曜日の朝刊でも報じられていましたので、ご承知の方もいらっしゃるでしょうが、宮崎県庁本館の正面玄関で来訪者を迎えていた東国原英夫・前知事の人形(写真)が18日夕方、県庁隣の宮崎物産館に戻ったそうです。

 県などによると、この人形は元々物産館にあったものを、PRのため県庁に移動させていたそうで、物産館の持ち物とのこと。お盆も終わり、前知事の人形も里帰りが実現したということになります。

 私が6月定例県議会の一般質問で「東国原県政からの発展的卒業、発展的脱却が必要」と人形・パネルの県庁正面玄関からの撤去を促した経緯もあり、今回の移動をめぐっても取材を受けることになりました。まさに記事にもありますが、自立する雰囲気の現れであれば、明日に向かって進む宮崎にとって望ましいことだと感じています。この件、議会で質問した際にもたくさんの反応をいただきましたが、今回も「新聞見たよ」とたくさんの方が声をかけてくださいました。

Ccf20110822_00000_2  なおもう一つのパネルは、引き続き県庁の正面玄関に飾られています。

 2枚目の写真は、2011年8月20日(土曜日)、宮崎日日新聞2面の記事です。

【渡辺創】

暑い夏に

F1051137 お盆も慌しく過ぎてしまいました。やるべきことが多く、ドタバタしているうちにいつの間にか8月も後半になってしまいました。

 宮崎は相変わらず暑い日が続いていますが、県庁前の楠並木通りではほっと一息つく気分になりますね。宮崎の方々はよくご存知でしょうが、官庁街の落ち着いた空気と相まってなかなかの雰囲気です。今日午前中も楠並木の木陰で立ち止まり、汗を拭いていると、県庁職員の方に「しばし休憩ですか?」と冷やかされました。少し楽しい話をする心の余裕も生まれる場所です。

 さて、この夏。生まれて初めて熱中症?らしきものを経験しました。お盆前でしたが、午前中に2時間ほど議会便りを歩いて配った後、会議と事務仕事をこなしていたら、どうも頭がふらふらして、体がだるくて仕方がありません。夜の会合をキャンセルして、自宅で寝ていましたが、珍しく食欲もなく、体の関節や筋肉が痛くてだるいという感じです。寝不足もあったので、単なる夏バテだったのかもしれませんが、一晩ゆっくり休めば回復しました。体力自慢にもそろそろかげりが・・・というのは冗談ですが、しっかり注意しないといけないんだなと自覚する出来事でした。

F1051099  そんな暑い夏に出会った、この夏のヒット商品がコレ(写真2枚目)。シャツの上からスプレーするだけで、涼しくなります。ふりかけすぎるとちょっと寒くなるくらいです。同様の商品はスプレー缶タイプのものもありますが、ミストタイプの商品の方が使った後の処理が楽ですね。この夏、最高の出会いでした。暑がりの私には欠かせない存在になりました。ただ、残念なことにドラックストアなどでも売り切れ続出。なかなか見つけられません。やっと見つけても残っているのは、レディス用がほとんど。それほど匂いはしませんが、私に似合わないいい香りがしてしまうのが少々照れくさいところです。

 節電の夏、いろいろな工夫が必要ですね。

【渡辺創】

※1枚目の写真は、県庁前庭で休息中?の蝶?。携帯で撮影した写真を少しトリミングしています。

 

 

県連大会

P1050122_2

 今日、8月6日は66回目の広島「原爆の日」。核兵器廃絶と原子力発電の課題は、直接的関係はありませんが、3月11日の東日本大震災が引き起こした福島第一原子力発電所事故が終息しない環境での「8月6日」だけに考えるべきことは尽きません。

 さて、ところ転じて宮崎では6日午後、宮崎市の宮崎観光ホテルで民主党宮崎県総支部連合会(県連の正式名称)の定期大会が開かれました。

 執行部側、代議員双方合わせて約130人が参加。前年度の活動報告や決算報告を経て、今年度の活動方針案、予算案、人事案などが承認されました。活動方針案等の起草委員会の一員として取り組んできたので、無事に承認され、正直ほっとしました。

 人事は、川村秀三郎衆議院議員(宮崎1区)が県連代表を続投します。幹事長だった権藤梅義・前県議は、津村重光・前宮崎市長、井上紀代子県議(前代表)とともに常任顧問に就任。新幹事長には、田口雄二県議(延岡市区)が再登板となりました。

 ちなみに私は、新設された「幹事長代理」を拝命しました。全力を尽くして「川村・田口」体制を支えをしたいと思います。私に与えられたミッションは、県連内のユーティリティープレーヤーになり、県連の基盤強化、活動の活性化、意識変革に取り組むことと理解しています。“下働き”がメーンでしょうが、自分を鍛えるためにもしっかりと与えられた役割に取り組みたいと思います。

 県議になって、3カ月が過ぎましたが、「一人の政治家として取り組むべきこと」とあわせて、「政党人として果たすべきこと」も大事な役割だと日々感じています。私にとっては、政治活動の両輪です。いま環境としては非常に厳しい民主党です。しかし、厳しい声はしっかりと受け止めながら、本来、民主党が果たすべき役割をしっかりと見つめ続けるように、党の中できちんと声を上げていく覚悟です。

 写真は、記者会見での写真撮影の様子。右から田口新幹事長、川村代表、権藤前幹事長、渡辺幹事長代理(私)の順です。私は会見の司会だったんですが、上がれとの指示で加わりました。

 話は変わりますが、高校野球・日南学園残念でしたね。私は見れませんでしたが、いい試合だったようです。選手のみなさん、お疲れ様でした。

【渡辺創】

それぞれの“夏休み”

P1050048 県議会で同じ会派「新みやざき」に所属する井上紀代子、田口雄二両先輩とともに5日午前、県立宮崎西高校を訪ねました。目的は、同校で開催中の県教委「普通科高校サマーセミナー」の見学です。

 このサマーセミナー、今年が7回目。大学進学を希望する県内の県立・私立高校の3年生を対象に3日間開かれています。県内に57人いる指導力の優れた「強化指導力向上支援教員」を中心にした、いわば“選抜講師陣”が教鞭をとり、国・数・英・理の集中講義が続いていました。今年は県立18校、私立9校から672人が参加しています。

P1050049  教室では、違う制服の高校生たちが机を並べて、真剣なまなざしで授業を聞いています。講師陣もなかなかユニークで、数学や物理など正直授業の内容はよくわかりませんが、話を聞いているとどんどん引き込まれていきます。その姿は、まるで人気予備校講師のよう。

 「いいかい?基本とは簡単なことではなくて、大事なこと。だから基本をおろそかにしてはいけない。繰り返し繰り返し身につけることが大事だね」。ある化学の授業では先生がプリントを配りながら、生徒たちにささやいています。なるほどと思わず頷きながら聞いていると、教室の後方では授業見学に来た教員たちが生徒よりも真剣な顔つきで聞いています。先生方も大変ですね。

 なかなか面白い取り組みでした。もちろんこの3日間で学力がぐっと向上するというものではないでしょうが、いいきっかけづくり、刺激の場となって、希望を実現させる高校生が増えれば、幸せな話です。

 さて聞いてみると、同校では夏休み期間中も3年生になると25日間程度は補習で学校に足を運ぶとのこと。私は高校生時代、けがで県立の進学校には1年しかいませんでしたが、そう言えばそうだったな〜と思い出しました。せっかくの夏休み、大人からみると少しかわいそうな気もしますが、決戦の夏でしょうから、頑張ってくださいね。

F1051078  決戦の夏といえば、6日からは夏の甲子園。日南学園の初戦は、福島・聖光学院。強豪校ですが、見ごたえのある試合を期待したいと思います。全国高校総体で優勝を決めた、男子バスケットの延岡学園、男子ハンドボールの小林秀峰に続いてほしいものですね。

 頑張る高校生たちにとって、悔いのない夏休みになることを願います。

 最後の写真は、昨日見た大きな虹です。写真だとあまりきれいに見えませんが、とても幻想的でした。

【渡辺創】

青年局遊説キャラバン終了!

P1050030  7月23日、24日、8月1日と続けてきた民主党宮崎県連青年局の夏の遊説キャラバンは4日、都城市をスタート。三股、山之口、綾、国富を回り、午後5時からのJR宮崎駅西口ロータリーで最後の演説会を開きました。今日の宮崎日日新聞2面でも取り上げていただいています。

 「県連活性化の先頭に立とう」と仲間と共に決意し、民主党にとって厳しい環境の今だからこそ、しっかりと県民の皆さんの前に立って活動したいとの試みでした。県内38カ所を回りましたが、遊説の最中には、実際に厳しい意見をいただくことも少なくありませんでした。経験の少ない若手の集まりですので、時には意気消沈したり、考え込む場面もありましたが、しっかりと主張すること、説明することの大切さを改めて実感しました。

 青年局の活動ではありますが、県連のたくさんの先輩方にサポートしていただきました。心から感謝いたします。

 点が線となり、面となって広がって行く。そんな感覚が少しずつ芽生えてきたような気がします。さあ、明日(6日)は県連大会です。

【渡辺創】

4日午後5時過ぎから!

F1051017_2 今日の宮崎の空は、ご機嫌がくるくると変わりますね。日がさしたかと思えば、土砂降りになったり、なかなかご機嫌が難しい・・・。

 さて、昨日から県議会商工建設委員会の県内調査で国富、川南、高鍋、日向、日之影、延岡と回ってきました。県内企業や各種の道路建設現場、河川工事現場などを歩き、実態を細かく把握する本来の目的も当然ながら、党派・会派の枠を超えて先輩議員らと深く意見を交わすこともでき、移動中の雑談も含め、なかなか得るものが多い時間です。

 先日ブログで紹介しましたが、民主党宮崎県連青年局では現在、県内すべての自治体を回る夏の遊説キャラバンを展開中です。そのキャラバンが明日(4日)、すべての自治体を回り終え、フィナーレ(少し大げさですが・・)の街頭演説会を午後5時過ぎよりJR宮崎駅西口のロータリーで行います。ぜひともお近くにいらっしゃる方は覗きに来てください。

 この遊説キャラバン、たくさんの方に支えていただきました。この場で心から感謝申し上げたいと思います。特に青年局の副局長に就任したばかりの田上紀長・宮崎市議、富井寿一・日向市議には弁士として奮闘してもらいました。局長の私が公務で遊説キャラバン隊から離れている間も必死に弁士を務め続け、各自治体を回り続けてくれました。また連日の猛暑の中、街宣車の運転、ビラ配りなど裏方として支え続けてくれた仲間たちにも言葉が尽くせません。

 以前にも書きましたが、事実上の「一人青年局」を抜け出して、仲間とともに歩む青年局になったことを今実感しています。小さな一歩でしかありませんが、同じ気持ちを持って前に進んだ、この共感はかけがえのないものです。政治に関わる者としての責任を果たすためにも、この仲間たちとしっかりタッグを組んでいきます。

 明日も気を抜かず、しっかりとマイクを持ち続けます。

【渡辺創】