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ようこそ、2021年!

 あけましておめでとうございます。2021年、宮崎では快晴の空に日向灘の大海原から初日が昇りました。一ッ葉の海岸から静かに初日の出を待ちましたが、水平線近くだけに立ち込めた雲の隙間からゆっくりと現れる様子は、新型コロナという困難に立ち向かい、艱難辛苦を克服しようとしている社会の姿と重なるようにも感じられました。少々大げさかもしれませんが・・・。

 政治活動を始めて11回目の年末年始でした。これまでであれば、恒例となった年越行事や、お声がけ戴いた年明行事に参加する慌しい時間を過ごしていましたが、政府や県の呼びかけや状況を踏まえ、今年は参加を見合わせ、静かな時間を過ごしました。

 次期衆院選を控え、大きな節目となる一年。例年とは異なる少し異なる環境の中で、静かに自らの歩みや見つめなおすべきことを考える時間を持つことができた気もしています。

 今年果たすべきことは「当たり前」と「まっとうな」を取り戻すこと。

 新型コロナに直面した2020年は、当たり前がいかに代えがたいものであったかを実感した一年でした。人が営みを続けていくうえでの小さな幸せを守り、安心して暮らしていく社会をどうやって再構築していくか。「明日はきっといい日になる」ともう一度実感できる社会のシステムを築いていくために全力を注ぎます。

 もう一つは、みんなが納得できる「まっとうな」政治を取り戻すこと。新年からいろいろ言いたくないので、省略しますが、ここ数年の政治がいかに偏り、そのまなざしを国民全体に向けないものであったかは言うまでもありません。それが象徴的に表れたのが2020年であった気がしています。納得と安心を築く政治のために宮崎から風穴を開けていく覚悟です。

 じっくりものを考え、でも迅速に行動し、確実な歩みを築いていける。そんな一年にすべく邁進して参ります。今年もよろしくお願い致します。
【渡辺創】

【動画】新特集・一般質問①「ヤングケアラー」

https://youtu.be/riHq47OMi-U

渡辺創事務所YouTubeチャンネル

 今日はYouTubeなどで配信している動画ニュースのご紹介です。県議としてのお仕事もしっかり務めております。

 「そうだ!ニュース」の新しい特集は、先週終わった宮崎県議会11月定例議会で12月1日に行った一般質問のご紹介。主なテーマごとに質疑の様子を分けて4回に渡ってアップする予定です。

 その1回目は「ヤングケアラー」。高校生など若い世代が通常であれば大人が担うような家族の介護や世話にあたり、学業や日常生活、将来の進路選択などに大きな影響が出ている社会課題です。都道府県では埼玉県が先行するような形で条例を作ったり、実態調査にも乗り出しています。国も今年度中に初めての全国実態調査を実施する予定です。

 今回の一般質問に向けては、事前に独自で県内すべての高校にアンケート調査を送り、全53校中42校から回答がありました。このうち「ヤングケアラー」(※定義が確定されていませんが・・)と認識している生徒が在籍していると答えたのは19校。近年いたという2校も加えれば約半数の学校で、そのような状態の生徒が認識されている(いた)ということが分かりました。

 質問では、今回の独自調査を基に教育現場で感じている課題を提起。国の対応を待つばかりでなく、「日本一の子育て・子育ち立県」を表明する宮崎県としていち早く動き、苦境にある子供たちがそのことを学校や周りに打ち明けられる環境づくりから着手すべきでは?と提案しました。ぜひ動画をご覧ください。

 さて、このシリーズは今後、第2回「日米共同訓練宿泊問題から考える国と自治体の関係」、第3回「県立高校再編」、第4回「ローカル線維持の方策」と続いていく予定です。
【渡辺創】

【報告】一般質問登壇は12月1日

 宮崎県議会11月定例県議会が始まっています。私の所属する県民連合宮崎は、今定例会初日に来春日南市長選に挑戦予定の高橋透さんが辞職したため5人になりました。本会議の議席図も1列目にいた岩切達哉幹事長が、私の左隣の高橋さんがいた席に移動し、私の前がすぽっと空席になったので、何となく落ち着かない眺めです(^-^;。

 さて、私は一般質問4日目の12月1日に登壇予定です。その日の一番バッターなので質問時間は午前10時から。宮崎県議会は国会で言えば参議院と同じ「片道方式」。質問者の持ち時間が30分で、答弁時間は含みませんので、与えられた時間は存分に使えます。執行部の答弁時間は、議事運営への配慮なのか概ね質問時間と同じくらいで収める文化?があるため、一般質問は往復1時間前後で終わるのが通例です。

 6月の一般、9月の代表に続き、3議会連続となる本会議質問ですが、過去には前回の改選期を跨いで、①一般→②代表→③一般→④代表(急遽ピンチヒッター)→⑤一般と5定例会連続と1年以上続いたこともありましたので、あまり気になりません。むしろ様々な制約がある中ですが、質問機会は多い方が議員としての役割を果たせるので、私には望ましい・・・。

 ただ、県議会での質問も挑戦を決めている衆院選との関係もあるため、さていつが最後になるのか?10月解散説で9月定例会の代表質問が最後と覚悟しましたが、時は流れました。1月解散説で今回が最後と腹をくくりましたが、今晩のネットニュースでは「1月解散断念。夏以降へ」との報道も。我が党にとっては今、1議席しかない県議会の議席ですし、2年前に選んでいただいた大事な立場ですので、できる限り務めを果たしながら、次のステップへの準備も進める方針です。

 さて、今回の質問メニューは

〇日米共同訓練から考える国と地方の関係について
〇将来的な鉄道網維持の方策について
〇ヤングケアラーの実態について
〇教育に関わる諸課題について
 ・県立高校のあり方 ・修学旅行のあり方
〇県職員の人材確保について
〇記紀編纂1300年事業の締め括りについて
〇新型コロナ対策について

 質問順番が遅いので大振りに構えていますので、差し引きする項目や順番の入れ替えもあると思いますが、現時点ではこの内容で通告しています。特に上から3項目に重点を置いて論陣を張るつもりです。

 宮崎県議会では、新型コロナ対策を施し、傍聴席数は半分ほどに減らしていますが、県民に県政最前線の議論を把握していただくのは大事と考えて、積極的に傍聴を受け付けています。お時間がありましたら、ぜひお越しください。県議会HPでのネット中継もございます。
【渡辺創】

 

【募集】活動サポートスタッフ募集

 出馬予定の次期衆院選などを視野に事務所のスタッフ態勢を強化したいと考えています。既に頑張ってくれているスタッフに加え、ボランティアの方々のおかげで成り立っている活動ですが、活動が拡がり、深まる中で仕事量がオーバーフロー気味になっているところです。

 働き方については、ご希望を伺いながら具体的に協議させていただき、双方が納得いただける線で折り合えた方に仲間に加わってもらえればと考えています。性別、学歴は言うまでもなく、年齢、経験も問いませんが、いくつか条件が・・・

①政治や世の中に興味があり、人と接することが好きだ。

②立憲民主党に一定のシンパシーを持っている。

③自動車の運転免許があり、パソコンをある程度使える。

④支援者情報など各活動に関する秘密の保持を約束できる。

 具体的な条件は、お問い合わせいただいた方とお話しさせていただきますが、先を見通せる立場でもないため、ひとまずは期限付きのアルバイトという形での雇用になります。

 歯を食いしばりながらの決して裕福ではない(むしろ貧しい・・)事務所ですが、みんなの思いと沢山の方々からの応援エールは溢れた事務所です。いつか直接的当事者に!との興味がある方でも、時間に余裕があるので、積極的に関わってみようという方でも、興味がございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。

 問い合わせは、渡辺創事務所(担当・広瀬)0985-29-4050まで。メールは watasou@cdp-miyazaki.jp

【渡辺創】【渡辺創事務所】

【動画】長友慎治さんとの43歳対談!

 国民民主党から衆院宮崎2区への挑戦を決めた長友慎治さんは、私と同じ昭和52年生まれの43歳。宮崎市内の高校を卒業して同じように県外の大学に進み、30代で宮崎に帰ってきたことも、人にモノを伝える仕事で社会人の歩みをスタートさせたことも共通しています。

 長友さんは3年半前から日向市で中小企業のビジネスや新しい仕事の創業支援に取り組んできましたが、今回思う所あって国政への挑戦を決めました。そんな共通項も多い二人でいろんなことを話してみました。肩肘張らずに「等身大の43歳」の背伸びをしない対談です。

 特別な人間ばかりが政治の直接的担い手となろうとするわけではない。責任世代に足を踏み入れ、社会を見つめながら、何かおかしくないかって感じる。そんな自然な思いが背中を押したこと。政治活動真っただ中にいる今感じていることなどをざっくばらんに話しています。

 対談は1回概ね10分~15分で全5回。3日に1回のペースで公開を続け、先日5回目まですべてをアップし終えたところです。FBやtwitterでの紹介ばかりでしたので、遅ればせながら、ブログにもアップです。ぜひご覧ください。
【渡辺創】

https://youtu.be/keq6CRxdxKU

https://youtu.be/d6Est3sxVq4

https://youtu.be/4TKNA5VcvY0

https://youtu.be/-qXwO57jGYk

https://youtu.be/KuqNoUwTIyY

【雑感】高橋透さんが新たな挑戦へ

 11月20日、県議会の11月定例会が始まりました。古事記編纂1300年から日本書紀編纂1300年まで続けてきた恒例の「11月議会開会日の古代衣装」も今回が区切り。ただ、日本書紀編纂1300年に合わせて今年開催予定だった国文祭・芸文祭が来年に延期になったので、もしかすると来年も行うことになるかもしれませんが・・・。

 いずれにせよ、衆院選へ挑戦を決めている私は、来年10月21日が衆院の任期満了ですから、来年の11月議会を県議会で迎えることはないわけです。

 さて、今日の本題は、同僚県議だった高橋透さんが本日付で県議会議員を辞職しました。5期・17年8カ月の県議会生活。初当選時は松形県政、その後、安藤、東国原、河野知事と県政を見つめてきたベテランです。

 歯に衣着せぬ率直な物言いと裏腹に、常に人の置かれた環境をよく見つめ、繊細な気遣いのできる先輩でした。2人区というハードな選挙区で常に保守系と競い合い、連続5期当選という「選挙の強さ」は、政策力ももちろんですが、その人柄の賜物という側面もあったのだろうと思います。

 私が高橋さんから薫陶を受け始めたのは、県議3年目でした。私は当時の民主党県議団の幹事長となり、様々な議会内交渉や意見書を巡る攻防の場に臨むようになりました。ただ、経験もない3年目の34歳。戸惑うことも多い中で、諸派側(自民党以外の会派)筆頭が当時社民党県議団の幹事長だった高橋さんでした。何もわからぬ若造にも目配りをして、交渉に臨む基本姿勢をその行動で教えてくれました。

 その年の2月に当時の民主党と社民党は会派を統合し、今の「県民連合宮崎」を結成。結果として私が新会派の幹事長を6年務めることになりましたが、会派運営がうまくいくようにいつも陰に回って支えてもらったと思っています。

 高橋さんは、来春の日南市長選に挑戦する意思を固めています。日南市職員として社会人生活をはじめ、県政からも日南を見つめ続けてきた高橋さん。
 酒谷の自宅裏山では畑を耕し、政治的立ち位置にこだわることなく幅広い人たちと本音で語り合い、丁寧に付き合ってきた人物です。
 血の通った政治が分かっている人物です。
 みんなが大切にしてきたものを守りながら、新しい風を吹き込むことのできる最適な人物です。

 県議会控室で私の斜め前に座り、本会議場では私の左横にいた先輩の旅立ちには、正直寂しさも伴いますが、新たな一歩を踏み出した日南の「伊達男」の背中には、情熱と使命感がみなぎっていました。敬愛する先輩の挑戦を心から応援しています。

【渡辺創】

HPリニューアルしました!

 ホームページのリニューアルに伴い、ブログの更新ができなくなっていましたが、リニューアルも完了しましたので、ブログも少しずつ再開です。

 この機会に書き込みの方式も変わったので、きちんと反映されるのか不安ですが、テストも兼ねての投稿です。日々の雑感や出来事、さらには今進めている動画ニュースのご紹介などを中心にと思っています。

 今回HPを新しくするにあたり、SNSが情報発信の中心になっている中で、HPはどんな役割を果たせばいいのかな?と悩みながらの作業でした。自分の中で最終的な答えが出たわけではありませんが、ひとまず情報発信のプラットフォーム的な位置付けでやってみよう!との決着になりました。

 各SNSにもつながるような仕様にしてありますので、初めてこのブログにたどり着いたという方は、これを機にSNSの方ものぞいてみてください。

 宮崎では今日(11月20日)、宮崎駅西口にアミュプラザがオープンし、中心市街地の様相を大きく変える起爆剤になるかもしれないという期待が高まっています。私も夕刻近くを通りましたが、たくさんの人出でした。

 一方で、県内でも新型コロナの陽性者が新たに10人確認されるなど連日の確認で再び緊張感が高まりつつあります。県議会も11月定例会が開会しました。一日も早く安心できる生活が取り戻せる日を心から望みながら、コロナ対策を含めしっかり議論を深めたいと思います。

【渡辺創】

2020.09.01【日記】総裁選、野党新党そして写真撮影

82996-2 永田町は総裁選の話題で持ちきりのようだ。岸田さん、石破さんも立候補表明したが、報道によると菅さん圧倒的有利の形勢。他党のことなので、一般の方々はともかく、他党党員である私には権利行使する資格もないし、口を挟んでも仕方がないことだ。

ただ、国政の現状を踏まえれば、選ばれた総裁は、99・9パーセント首班指名で総理になる。安倍総理が「任期満了」や「政治的責任」でなく、「体調不良」を理由に退陣することになった後の総裁選だ。つまり7年8カ月続いてきた政権の総括・政治的整理が付かぬままであることは間違いない。総理になる人だからこそ、前政権に対する姿勢だけは少なくとも明確にして総裁選を展開してほしいものだと外野から期待している。

さて、野党の新党結成は、何だか報道からフェイドアウトしそうな気配もなくはないが、地方組織を預かったり、総支部長という立場にいると現実的な対応課題は目の前に積み上がっていく。両党解党しての新党結成方式というのは、なかなか曲者で、地方組織も解散・整理を求められるため、合意形成や対処すべき事務量は半端ない。

不平を漏らしても仕方ないので、黙々と働き、与党としっかり向き合うための礎づくりなのだと肝に銘じて歯を食いしばって頑張ろう!と自らを鼓舞する毎日だ(^-^;。

そんな状況で、なおかつ県議会では10日に代表質問を控えているが、1日は元々決まっていた日程として選挙ポスターなど意識した写真撮影だった。私の後援会長は、記録写真家として有名な方だが、快く了解を得て今回から若い友人のスタジオでの撮影となった。

実は私、写真撮影がとても・・・苦手。様々な表情を求められると、次第に自分が今どんな顔をしているのかわからなくなる。「笑って」と言われると、「はて?笑うってどんな感じだったかな?」と混乱してしまう。なので、できれば、避けたいものと思いながら、10年以上政治活動をしているのが正直なところだ。お恥ずかし話だが。

今日も混乱を脱することはできず、ぎこちない顔を浮かべ続けていたことだと思うが、スタジオの方々4人は必死でいい写真を撮ろうと努力を続けてくれる。しかも、本人に過剰にプレッシャーをかけないように気を遣いながらだ。ただただ頭が下がると同時に、正直ちょっと感動すら覚えた。

選挙って、政治活動って、こうやってたくさんの人たちが奮闘して形作ってくれる。その力の結集が推進力になっていく。時に負担過多と感じたり、様々な圧力を受けたりすると、政治活動にあたっても心が揺れたり、気持ちがめげることもないわけではない。それでも、みんなの力で支えられているのだから・・・と元気になることができる。今日はそんな一日だった。

【渡辺創】

2020.08.07【動画】持続化給付金の欠陥。27,600円の足かせ

新しい動画を配信しました。そうだニュース!第7回。今回から新たなに始めた企画「現場から。」では、暮らしの中で地域で抱える様々な課題を丁寧に見つめていこうと思っています。しばらくの間は新型コロナを巡る状況を端緒にレポートを続けようと思っています。

第1回は、フリーのバスガイドさんが直面した、フリーランス向け「持続化給付金」の理念と制度の矛盾。わずか27,600円だけの事業収入が足かせとなり、申請が受け付けられない・・・。3月以降、全く仕事がないという苦境の中でなぜこんな目に合うのだろうかと当事者からはため息が漏れます。

仕方がないとあきらめる話ではない。

ぜひ国に制度改善を求めたいと思います。私はまだその立場にありませんが、ぜひ国会議員の方々力を貸してください。

まずはご覧ください。

【渡辺創】