ようこそ、2021年!

 あけましておめでとうございます。2021年、宮崎では快晴の空に日向灘の大海原から初日が昇りました。一ッ葉の海岸から静かに初日の出を待ちましたが、水平線近くだけに立ち込めた雲の隙間からゆっくりと現れる様子は、新型コロナという困難に立ち向かい、艱難辛苦を克服しようとしている社会の姿と重なるようにも感じられました。少々大げさかもしれませんが・・・。

 政治活動を始めて11回目の年末年始でした。これまでであれば、恒例となった年越行事や、お声がけ戴いた年明行事に参加する慌しい時間を過ごしていましたが、政府や県の呼びかけや状況を踏まえ、今年は参加を見合わせ、静かな時間を過ごしました。

 次期衆院選を控え、大きな節目となる一年。例年とは異なる少し異なる環境の中で、静かに自らの歩みや見つめなおすべきことを考える時間を持つことができた気もしています。

 今年果たすべきことは「当たり前」と「まっとうな」を取り戻すこと。

 新型コロナに直面した2020年は、当たり前がいかに代えがたいものであったかを実感した一年でした。人が営みを続けていくうえでの小さな幸せを守り、安心して暮らしていく社会をどうやって再構築していくか。「明日はきっといい日になる」ともう一度実感できる社会のシステムを築いていくために全力を注ぎます。

 もう一つは、みんなが納得できる「まっとうな」政治を取り戻すこと。新年からいろいろ言いたくないので、省略しますが、ここ数年の政治がいかに偏り、そのまなざしを国民全体に向けないものであったかは言うまでもありません。それが象徴的に表れたのが2020年であった気がしています。納得と安心を築く政治のために宮崎から風穴を開けていく覚悟です。

 じっくりものを考え、でも迅速に行動し、確実な歩みを築いていける。そんな一年にすべく邁進して参ります。今年もよろしくお願い致します。
【渡辺創】