今日はYouTubeなどで配信している動画ニュースのご紹介です。県議としてのお仕事もしっかり務めております。
「そうだ!ニュース」の新しい特集は、先週終わった宮崎県議会11月定例議会で12月1日に行った一般質問のご紹介。主なテーマごとに質疑の様子を分けて4回に渡ってアップする予定です。
その1回目は「ヤングケアラー」。高校生など若い世代が通常であれば大人が担うような家族の介護や世話にあたり、学業や日常生活、将来の進路選択などに大きな影響が出ている社会課題です。都道府県では埼玉県が先行するような形で条例を作ったり、実態調査にも乗り出しています。国も今年度中に初めての全国実態調査を実施する予定です。
今回の一般質問に向けては、事前に独自で県内すべての高校にアンケート調査を送り、全53校中42校から回答がありました。このうち「ヤングケアラー」(※定義が確定されていませんが・・)と認識している生徒が在籍していると答えたのは19校。近年いたという2校も加えれば約半数の学校で、そのような状態の生徒が認識されている(いた)ということが分かりました。
質問では、今回の独自調査を基に教育現場で感じている課題を提起。国の対応を待つばかりでなく、「日本一の子育て・子育ち立県」を表明する宮崎県としていち早く動き、苦境にある子供たちがそのことを学校や周りに打ち明けられる環境づくりから着手すべきでは?と提案しました。ぜひ動画をご覧ください。
さて、このシリーズは今後、第2回「日米共同訓練宿泊問題から考える国と自治体の関係」、第3回「県立高校再編」、第4回「ローカル線維持の方策」と続いていく予定です。
【渡辺創】