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4期目に入りました。

IMG_0218 (2) 先週土曜日の9月26日、民主党宮崎県総支部連合会の2015年定期大会を宮崎市内のシーガイアで開催しました。通常は春の開催ですが、統一地方選等の事情によりこの時期になりました。

20150926 165807_01 (2) 幹事長として3回目の定期大会でしたが、活動方針や予算、昨年度の活動報告が無事に承認され、ホッと一息です。民主党宮崎県連の役員任期は、定期大会から定期大会(概ね1年)となっており、役員改選も行われましたが、引き続き「幹事長」を拝命することになりました。田口雄二代表も続投となり、大きな人事はありませんでした。ただ、それぞれの専門委員会トップ(政策調査、選挙、県民運動)を兼ねている副幹事長職3ポストのうち、選挙対策委員長の職務も兼務することになりました。

IMG_0225 (2) 幹事長職も4期目に入ります。2013年1月に任期途中で幹事長代理からスライドして以来の続投です。国政選挙等で十分な結果を出せない中、苦闘が続きますが、より一層気を引き締めて臨みます。 

 今回は、大会後も岡田克也党本部代表を招いての講演会や連合宮崎との意見交換会、関係者との面談、記者会見もあり、慌ただしく時間が過ぎていきました。

【渡辺創】

最大の山場

IMG_9881 (2) 9月17日朝、今朝も山形屋前交差点に立ち、安保法案に関する街頭演説から一日をスタートさせました。

 安保法案を巡っては通常国会最終盤に入り、昨日から緊張の国会が続いています。国民の7割超がこの国会での成立を望んでいない法案。本来政府が取るべき姿勢は明確なはずですが、残念ながら安倍さんは耳を傾けてくれません。

 そもそも11本もの法案をまとめて出すという荒っぽい提出の仕方自体が真摯に理解を得ようとする姿勢を欠いていたのではないかと感じます。今安倍さんがすべきことは、法案を取り下げ、「本当に必要な部分はどこかという協議」を与野党間で行って、国民の理解を得られる形で再提出することはないでしょうか。

 先日の宮崎県議会でも話題になりました。「国民の理解が得られるよう丁寧な議論を求める」という姿勢だった河野俊嗣知事は「(法案の妥当性について)まだ考えがまとまらない状況」とはっきり述べました。つまり、「現況を国民の理解が十分に得られたとは言い難い」という趣旨を知事なりに表現したのだと思います。

 テレビでは、参議院特別委員会での攻防が流れています。これから県議会常任委員会の審議に入りますが、国民の声がしっかり受け止められることを心から望みます。【渡辺創】

北陸にて

150807_060911 150807_063807 150807_065507 5日から宮崎県議会環境農林水産常任委員会の県外調査に出ています。宮崎空港から福岡経由で小松空港(石川県)に入り、富山市の次世代園芸施設や世界農業遺産に認定されている能登半島(石川県)の取り組みなどを視察してきました。最終日の今日(7日)は東京に向かい、港区の「みなとパーク芝浦」で国産材の活用状況を調査する予定です。この原稿は、東京に向かう北陸新幹線の中で書いています。今年3月に開業したばかり。もちろん初めての乗車ですが、学生時代を新潟で過ごした者としては糸魚川を新幹線が走っているのは不思議な感じです。

 5日は富山、6日は金沢で宿泊しましたが、どちらの街も新幹線開業効果も相まって、元気があります。海外からの観光客も目につきます。

 富山は、宮崎と似ています。県の人口は108万人(宮崎県111万人)。県庁所在地の富山市は、平成の大合併前が人口30万人、合併後が40万人と宮崎市とほぼ同じサイズ。どこの地方都市も抱えている中心市街地の衰退という課題にきちんと向かい合いながら、路面電車や低床のLRTなどをうまく活用して、中心部から放射線状に都市が広がっていく(「生活がつながっていく」と表現する方が適切かもしれません)都市経営をしています。全国でも注目されていて、昨年訪れた際に県や市の担当者のほか地元地銀のトップとも意見交換させて頂きましたが、街づくりにしっかりとした“理念”を感じました。今回は、あまりゆっくりと歩けませんでしたが、改めて再訪したい街です。

 石川県も今回は能登半島が中心でしたので、金沢市の滞在時間は短かったのですが、今朝は早起きして5時半から金沢市内を2時間散策。金沢駅至近のホテルから長町武家屋敷跡、香林坊、金沢城公園付近、近江町市場、駅周辺と歩きました。兼六園まで足を延ばしたかったのですが、次の機会に。言うまでもなく、歴史と伝統、文化が根ざした格調ある美しい街ですが、駅周辺の再開発も含め、都市を構成する様々な要素が落ち着いた形でマッチしている「居心地のいい」街です。

 その街の風と香りを感じながら、「気付き」と「頭の整理」の時間になる出張先での朝散歩。大切な時間です。視察先の話は、また回を改めて。【渡辺創】

変わり始めた空気・・・

IMG_9900 (2) 連日の酷暑、ちょっと油断すると、夏バテしそうですが、気を引き締めて今日も恒例の街頭活動から一日をスタート。

 6週間を超えましたが、皆さんの反応が明らかに変わってきています。漠然とした不安が、明確な問題意識になってきています。「国民の声で政治を動かすことができる」と実感できるまで、粘り強く取り組むと再確認する朝でした。

 昨夕、東京から戻ってきたばかりですが、今日から3日間は県議会環境脳農林水産常任委員会の県外調査です。西臼杵や椎葉、諸塚で指定を目指している「世界農業遺産」に関連する調査などを予定しており、富山、石川、東京を訪問します。世界農業遺産は、国際機関による世界遺産の中でも少し雰囲気の違うもので、なかなか興味深い狙いを持ったものです。最近、少しずつ勉強を進めていますが、その話は改めて・・・。

 そろそろ集合時間が迫っているので、空港に向かいます。(朝の街頭後、たまっていた党務を処理するため、県連事務局で過ごしていました)

 北陸も暑そうです。

【渡辺創】

声を上げ続ける

IMG_0063 (3) あっという間に8月が目の前に迫ってきました。定例議会が終わった後も息つく間もなく、県議会視察や党務、地域活動に追われています。

 今週も金曜、土曜は上京。昨日、宮崎に戻りました。コンクリートジャングルの中、うだるような暑さとゲリラ豪雨には閉口しましたが、出張そのものは意義のあるものになったので、成果はまずまず。上京するたびに実感しますが、東京で働き、暮らしていたにもかかわらず、次第に都会の喧騒に疲れと戸惑いを感じるようになったのは、完全に「宮崎ペース」に馴染んできたからでしょうね。やはり「日本のひなた・宮崎」はいいところです。

IMG_3965 (2) さて、そんな毎日ですが、この1カ月間続けてきたのが、国会で審議が続く安全保障関連法案に反対する街頭活動です。まず、私の基本的考え方を簡単に示します。

・まず、集団的自衛権の行使容認を内閣の閣議決定によって可能することは、事実上の改憲にあたり、立憲主義の観点からも大問題。安倍政権がどうしても集団的自衛権の行使が日本の安全保障上必要と言うのであれば、国民と向かい合い憲法改正の発議に取り組むべき。よって、閣議決定が根拠となっている今回の安全保障関連法案は、憲法をないがしろにするもので、正当性を欠く。

IMG_9285 (2)・領土と国民の命、財産を守ることは国の重要な役割で、東アジアにおける安全保障環境の変化には、きちんと対応すべき。ただ今回の法案が東アジアのリスク軽減に直接つながる部分は極めて限定的であり、あくまでも法案の本質的狙いは、自衛隊の活動地域、内容を無制限に拡大する道筋をつけることにある。中国の覇権拡大や朝鮮半島リスクは事実だが、政権は国民の不安を煽るためだけに活用しているのではないか。今回の法案によって「抑止力向上→安全」となるロジックは安易に信用できず、「さらなる緊張関係の高まり」へと向かう。

IMG_9297 (2)・安倍政権は「国民の声を受け止めよう」「理解を醸成しよう」という姿勢を根本的に欠いている。特定秘密保護法の際も、昨年の集団的自衛権行使容認を閣議決定決めた際も「国民の理解を求める姿勢が足りなかった。進め方に課題があった」という趣旨の弁明をしておきながら、今回の法案を巡っても対応は変わらず、都合の悪い国民の声は無視するというのが政権の基本姿勢。国会の内外で「慎重審議」「法案反対」の声が上がっていても受け止めようという姿勢はない。「今国会での成立」というタイムスケジュールに何ら合理性はなく、唯一ある理由は、国会提出よりも早く米国議会で独り善がりに宣言してきたことだけ。11本の法案を同時に提出するという荒っぽい手法をとっている以上、審議時間のメドをいうのは前提にならず、徹底審議を行うべき。

IMG_9536 (2) ほかにも説明しておきたい考え方はありますが、今回はこの程度にします。

 民主党宮崎県連第1区総支部では、平日はできる限り毎朝、山形屋前の交差点で街頭活動を続けてきました。また多くの皆さんと連携した集会等でもマイクを握ってきました。先日は、東京と熊本で若い世代に皆さんが中心となっている街頭活動に出向き、時代の風を感じ、刺激を受けました。

 いま大切なことは、政権に聞く耳がないように感じても、一人が行動することが無力なように感じても、声を上げ続けていくことだと思います。未来に不安を作らないために、週明けからもしっかりと声を上げ続けます。

 今日は、これから県連常任幹事会です。

【渡辺創】

みちのく岩手から

IMG_20150610_120240 みちのく岩手の花巻空港でこのブログを書いています。FBを観ていただいている皆さんにはお伝えしていますが、6月8~10日の日程で、宮崎県議会会派「県民連合宮崎」で東北地方での調査活動を行っていました。いま、すべての日程を終え、大阪経由で宮崎に帰るJAL便に乗りため、飛行機を待ているところです。

 今回の調査は、改選を経て新しいメンバーとなった県民連合としては最初の県外調査です。地域医療充実(災害時対応)、震災復興、地域活性化、国体準備などをテーマに宮城、岩手両県を2泊3日出回りました。各視察やヒアリングの内容については、改めて記すつもりですので、今日は控えますが、充実した調査になりました。

IMG_20150610_084842 最終日であるの今朝は、少し時間があったので、盛岡市内中心部を2時間かけて散歩。新聞記者時代、民主党幹部(当時)だった小沢一郎さんの担当を2年半務めていたので、盛岡は年に何度かは訪れる街でしたが、こんなにゆっくりと街を歩いたのは今回が初めてでした。

 文句の言いようのない青空の下、さわやかな朝の風を感じながら、市街地や盛岡城址公園、市内を流れる中津川、北上川のほとりを歩きました。

IMG_20150610_080137 政党政治を確立し、平民宰相となった原敬氏の顕彰碑の前に立った後は、石川啄木が旧制盛岡中学の授業を抜け出して、文学書や哲学書を読み昼寝をした不来方城の二の丸から岩手山を眺め、宮沢賢治ゆかりの湧き水を手で汲み、新渡戸稲造の銅像と向かい合う・・・豊かな時間。

 盛岡は本当に美しい街でした。

 そろそろ飛行機の時間です。

【渡辺創】

ご報告が遅れましたが・・

IMG_20150604_171731 ブログでのご報告が遅れましたが、今年度は宮崎県議会環境農林水産常任委員会の委員長を拝命しています。

 1期目の4年間は、総務政策、商工建設の両委員会で副委員長でしたが、委員長ポストは初めて。議会運営上の責任も高まりますので、しっかりと役割を務めて参ります。

 委員長就任以降、様々な団体の総会や会合に県議会代表としてお招きをいただきます。養豚生産者協議会に、建設業協会、SAP会議連合代表者会議・・・といった具合で、私にとっては今まで縁の薄かった分野も多く、知見を広める機会になっています。

 今日(4日)は、「宮崎県米消費拡大推進協議会」と「宮崎県産米改良協会」。どちらも県産米の品質向上、生産者の安定、消費拡大に取り組む組織体です。

 パン食などに押され、消費減少の続く米。国民一人当たりの消費量は年間56・9キログラムで、1日あたりご飯茶碗2・4杯というイメージとのこと。50年前の半分の水準です。

 早期や普通期の食用米に、加工用米、飼料用米など農家としての選択肢は広がっていますが、環境の多様化に合わせて新たな課題が生じていることも今日の会議に参加してよくわかりました。

 縁の薄かった分野に踏み出し、新しいことを知り、理解を深めることはとてもわくわくする作業です。今年は1年間、徹底して農業・林業・水産業を勉強してみようと思っています。

 なお、その他の議会内では、議会運営委員会委員、地方創生対策特別委員会委員などを務めることになりました。特に会派幹事長として委員に就任した議会運営委員会は3年目。今年は8名の議運委員に我が会派からもう1名委員を出すことができました。議会のあり方についてもしっかりと議論に参画していきます。

【渡辺創】

日本のひなた

ひなた1 すでにご存じの方も多いと思いますが、宮崎県が新しいプロポーション活動に取り組むことになりました。

 コンセプトは「日本のひなた 宮崎県」。

 宮崎県はかつて「日向の国」。そして日向は「ひなた」。神話の時代から太陽に恵まれ、気候は温暖、人は優しく、まさに「ひなた」のように居心地のよい場所。そんな宮崎は、これからも疲れた人々の心を癒し、体を癒し、温かく包み込むような「ひなた」でありたい。「走り続けることだけが、競争することだけが正しいのじゃない。深呼吸しにおいで。心地いい温かさがあるから」・・・というようなコンセプトかな?

 私は好きなトーン。自虐的でもなく、強く目を引くわけでもありませんが、じんわりとやんわりと県民にも違和感のないトーンをうまく打ち出した、長く付き合っていけるイメージだと思います。

 私の議会だよりなどをお読みいただいている方には理解いただけると思いますが、県の統一的な広報イメージ戦略の必要性は、県議会で1期目4年間徹底して訴え続けてきたテーマです。今回のコンセプトが浸透していくかはこれからが踏ん張りどころですが、議会で訴え続けてきたことを県執行部が真摯に受け止めて動き始めたことを、まずは素直に喜び、応援していこうと思います。

 もちろん6月議会でも新しいイメージ戦略の今後の展開について議論していくつもりです。

 なお、掲載している画像がシンボルマーク。合計4種類ありますが、県HPでフリーダウンロードできます。ぜひ名刺などにご活用ください。

【渡辺創】

憤りと、虚しさと、不安と

 県議選が終わり、あっという間に1か月が過ぎました。残念ながら仲間2人の議席を失った宮崎市議選や、選挙によって滞っていた党務、選挙後のご挨拶などに追われる日々でした。

 県議会は、12日から14日に全員協議会が開かれ、今年度の特別委員会や議会内のポストなどについて調整が一段落し、来週月・火の臨時議会で議会の構成を正式決定する予定です。まだ発表できませんが、2期目に入り、担う役割も少し重たくなりそうです。

 それにしても気になるのは、国会の動き。14日には安倍政権が、自衛隊活動の拡大を図る安保関連法案を閣議決定し、15日に国会に提出しました。

 アジアにおける安全保障環境の変化は間違いなく、国土と国民の安全を守るためには、状況に応じたい対応策を取らなければならないのは当然です。

 しかし、今の政権の対応は、国の最高法規である憲法を解釈よって事実上変更し、「都合のいい状況」を作り出そうとしているようにしか見えません。私は安倍首相とは思想も、思考も違いますので、安倍さんの本心に同調する気は全くありませんが、今の憲法を「都合の悪いもの」と安倍さんが考えているのなら、堂々と国民に憲法改正を問い、そのうえで自らの理想とする安全保障観を国民に示して、今の憲法に代わる理念を提示するべきでしょう。

 その作業をすっ飛ばして、本来権力者を縛る憲法を、時の政権が正統な手続きを踏まずに都合よく捻じ曲げていく様は、姑息であり、立憲主義の立場からも決して許容できるものではありません。

 法案整理のあり方や、昨日の首相記者会見、米国議会での首相演説などを見ていると、安倍さんが本当に国民の理解を得ようとしているかには懐疑的にならざるを得ません。戦後70年間の誇るべき日本の歩みが、なし崩し的に転換されようとしていることに、憤りと虚しさと恐怖を感じています。

 私は一人の県会議員に過ぎませんし、県内からは国会議員を持たない政党地方組織の役員でしかありませんが、民主党は今こそ踏ん張りどころだと思っています。しっかりと党本部に対しても物申しながら、議論をきちんと見つめ、私のできることを取り組んでいきたいと思っています。

【渡辺創】

市議選が始まっています。

DSC_0433 (3) 19日から統一地方選第二ラウンドが始まっています。民主党宮崎県連は、宮崎、延岡、日向の各市議会議員選挙に公認・推薦候補を擁立しています。

 県連幹事長として、すべての選挙に目配りをしなければならない立場ですが、役割分担で、まずは宮崎市議選の対応に集中です。ちなみに写真は、6期目を目指す黒木つうてつ宮崎市議の出陣式。

 直近の応援弁士の予定は、

・22日午後7時から、黒川正信市議候補個人演説会@高洲町の黒川選挙事務所。

・23日午後6時から、黒木つうてつ市議候補決起集会@文化の森公園(市保健所側)

・24日午後7時から、黒木つうてつ市議候補個人演説会@学園木花台自治公民館

となっています。ぜひ皆さんご参加ください。

【渡辺創】