11月定例県議会・一般質問日程

 11月定例県議会での一般質問の質問順を決める抽選が28日正午、県議会議会運営委員会室で行われました。

 今回の定例会では、我が「新みやざき」からは田口雄二幹事長、井上紀代子政審会長、そして私(渡辺創)の民主党トリオが質問に立ちます。

 それぞれの質問時間は、

トップバッターの私が「12月2日(一般質問3日目)午前10時〜」、

井上議員が「12月2日午前11時〜」、

田口議員が「12月5日午後2時〜」。

 全体の質問順などは、明日の朝刊各紙でも掲載されます。

 お時間のある方は、ぜひ傍聴にお越しください。県議会のHPでも中継がご覧になれます。

【渡辺創】

公民館の落成式

Cai_0681 27日は、宮崎市東大宮地区にある地元・東花ケ島自治会の公民館落成式に出席しました。自治会の念願の公民館ですので、参加した皆さんも晴れやかな表情。戸敷宮崎市長、前田宮崎市議会議長にも出席いただき、盛大な会となりました。

 私はこの自治会員で、公民館も自宅から約100メートルの場所です。元々、この場所は地区の中心で、小さな公園でした。子供の頃は、この公園で夏休みには毎朝ラジオ体操をしていました。そんな地区の中心にできた自治会活動の新たな拠点。子どもからお年寄りまで、地域の皆さんの楽しい声が咲き沸くような場所にしたいものです。

 落成式の後は宴席となり、楽しい時間が続きました。12月には自治会員向けの忘年会も兼ねた完成祝いも予定されていて、地元の皆さんとさらに楽しい時間が持てそうです。

【渡辺創】

地道な取り組み

Cai_0589 毎月第4土曜日は、恒例の民主党宮崎県第1区総支部の定例街頭演説会。宮崎市中心部の山形屋前交差点で、今日も総支部長の川村秀三郎代議士とマイクを握りました。昨年10月から始めましたので、1年を過ぎたところです。まだまだ浸透していませんが、より多くの方に話を聞いていただけるように努力を続けたいと思います。

 民主党宮崎県連では12月半ばから来年1月の成人の日までを「街頭活動強化期間」と位置付けて、遊説キャラバンに組むことになりました。今年夏に県連青年局が初めて実施しましたが、その第2弾といったところでしょうか。

 県連内部の話ですが、今回は広報組織委員会と青年局が連携して準備を進めています。宮崎県連は、地方議員もまだ少なく、小さな組織ですが、この1年で組織改革に取り組み、試行錯誤しながら「より県民に近い、地域に根ざした活動」を模索しています。

 ちなみに、年末年始の街頭キャンペーンは、これまた昨年から実施している「成人の日街頭演説会」で締めくくる予定です。

Cai_0587  さて、写真と関係ない話を続けてしまいしたが、閑話休題。

 写真は、いずれも大阪市内のとあるJR駅の光景です。先日大阪を訪れた際に撮影しました。いま九州新幹線の開業を受け、南九州3県(宮崎・熊本・鹿児島)のデスティネーションキャンペーンが展開されています。県議会で商工観光労働部を所管する委員会にいますので、たびたび説明を受け、質疑をしてきました。その様子を大阪で確認できました。

Cai_0586_2  この時代、どの部門も切り詰めた予算の中で、工夫を凝らしながら行政運営に取り組んでいるわけですが、観光行政も例外ではありません。県議会での仕事を始めて半年、まだまだ見えているのはわずかでしかないでしょうが、観光行政に取り組む方々が知恵を絞り、努力を続けていることはよく伝わっています。

 出張先の大阪で駅構内に佇み、その成果を眺めながら、県職員も含め関係者の皆さんに頭が下がる思いでした。

【渡辺創】

25日から11月議会。・・と余談

Cai_0675  11月の定例県議会は25日からです。今回は2回目の一般質問に立ちます。

 25日は本会議のみで、一般質問は30日からスタート。1、2、5、6日と続きます。質問日は28日に決まりますので、またご案内を致します。

 さてブログの前の記事でも書きましたが、24日夕方まで、県外に出かけていました。22日に東京で研修会に出て、その日の夜に東京発の夜行高速バスで京都まで移動しました。移動コストを抑え、宿泊費もいらないので「いい案だ」と自信があったのですが、やはり疲れますね(苦笑)。

 学生の頃は、新潟〜東京の高速バスをよく利用していました。新幹線の半額程度で、大学の生協で買うとさらに安くなって、お金のない学生には強い味方。本当にありがたく、夜行便で新聞社の入社試験のために上京したりしていたのですが、今回「おじさん」になったんだなと実感しました。

 目をつぶって、それなりに眠れていたと思っていたんですが、体は正直なんですね。翌日は移動の電車で座るたびにウトウトしていました。

 でも一方で、「こんな旅もいいものだな〜」と学生時代を思い出しながら、ぼんやりと夜行バスの窓カーテンをめくって、夜の高速道路を眺めていました。時間だけはいっぱいあって、世の中のことは何にもわかってなかったけど、いつも手探りでドタバタと試行錯誤していた、そんな時間でした。

 いつも手探りで試行錯誤しているのは、相変わらずですが(苦笑)、大人になっていくというのは時間を失っていくことですね。

 さて、11月議会もしっかり頑張ります。

 写真は、伊丹空港に居た雪だるまのイルミネーション。節電もあって、今年はLEDのイルミネーションが増えているそうですね。

【渡辺創】

大阪W選挙・・・主に市長選

 「大阪都構想」など全国的に注目を集める大阪市長選と大阪府知事選のダブル選挙。23日の「勤労感謝の日」に関西地方を訪れたので、市長候補2人の街頭演説を聞いてきました。

Cimg1132_3  祝日の繁華街での街頭演説ということもあり、両陣営とも応援弁士にビッグネームを投入。なかなか聞き応えのある演説会でした。現職の平松陣営は、今は自民党を離党している野中広務氏、評論家の佐高信氏ら幅広い多彩な顔ぶれ。橋下陣営は、府知事候補と並び「平成維新の会」を前面に出し、「府」と「市」の一体改革を強調。みんなの党の渡辺喜美代表や愛知県の大村知事がマイクを握りました。

 選挙戦の最中なので、無責任な論評は避けます。27日の大阪市民、大阪府民の選択がいかなる方向性を示すのか、興味深く見ていようと思います。ただ双方の話を聞きながら、この選挙には実に多くの考えるべき課題が提起されているという印象を持ちました。

Cimg1149_3  例えば「政令市と府県の関係」。私も新聞記者時代に初任地の神奈川県で5年間勤務しましたので、様々な機会に「横浜市」と「神奈川県」の関係性を垣間見てきました。まして神奈川県は横浜、川崎という政令市を2つ(今は相模原も加わったので3つ)抱えていました。人口も850万の神奈川県(今は900万超)のうち、横浜市が40%程度、川崎市が15%と2政令市で半分以上を占めていました。こうなると言い方は妙ですが、神奈川県は「町村担当」という印象です。

 大阪府も大阪市、堺市と政令市が二つになり、特に大阪市は関西全体の中心という顔もあります。大阪府知事になった橋下氏が様々な取り組みを行う中で財源も権限も持つ巨大な「大阪市」という存在が、橋下氏にとってのある種の“障壁”と感じていたのでしょう。その気分はわからないではありません。

 その解決策が、移行には法律的な課題も多い「都構想」というのが妥当なのか、その賛否はともかく、明治期に基本形ができた国・都道府県・市区町村という構図が制度疲労を起こしているのではないかという議論は重要ではないでしょうか。今回の選挙結果は、直接・間接的に多くの自治体にも影響するでしょう。拙速な結論を出す必要はありませんし、道州制か否かという議論だけではなく、新しい時代の地方自治のあり方を積極的に見直す時期を迎えていると感じています。

Cai_0623  さて今回の大阪市長選、その選挙構図も注目されています。橋下氏の「市長選鞍替え」というアクションに加え、その言動、教育基本条例案の問題などによって「反・独裁」(すごい言葉ですね・・・)というテーマも焦点として浮上。よくは知りませんが、そのスマートな風貌などからも温厚な紳士という印象を受ける平松氏と、タレント弁護士時代から過激な発言が目立っていた橋下氏という個性の違いも影響しているのでしょうが、街頭演説会の周辺でも「反独裁政治」というキャンペーンを目にしました。共産党が大型選挙で候補者擁立を見送るという異例の対応もしたことも、ある種の“危機感”なのだと実感しました。

 ただ、向こうで聞いた限りでは、実は市民的盛り上がりはいまひとつとの声も・・・。さあ、どういう結論を大阪市民が出すのか、注目して日曜日の夜を迎えたいと思います。

【渡辺創】

慌しい毎日

Cai_0476 朝夕は冷え込むようになってきましたね。先週も慌しい週末でした。

 土曜日は、県連政治スクールの第3回講座。党本部の事務局長を東京から招き、「選挙」をテーマに講義を行いました。

 日曜日は、地元地区のコミュニティーセンター祭りなどの後、夕方からは、私が所属する民主党宮崎県第1区総支部の総支部長を務める川村秀三郎代議士の国政報告会・パーティー。いわゆる政治資金パーティーです。宮崎観光ホテルでの開催でしたが、たくさんの方々にお越しいただきました。ありがとうございました。

 鹿野道彦農水大臣も応援に駆けつけていただきました(残念ながら、バタバタと裏方のお手伝いをしていたため、写真がありません・・・)。

Cai_0532  さて、今週も忙しい・・・。25日(金曜日)には11月県議会が開会しますが、明日から24日までは県外。週末も定例の街頭演説会や地元地区の公民館落成式など盛りだくさんです。

 写真は脈略がありませんが、1枚目は先日県議会の調査で訪れた岩手県の紅葉。今はもっと色づいたでしょうね。2枚目は、東京であった全国都道府県議会議員研究交流会の一コマ。左が私。右は福岡県議の田辺一城君。以前にもブログに書きましたが、毎日新聞時代の後輩です。先月の宮崎県連政治スクールにも参加してもらいました。お互いの存在がいい刺激になっています。

 いずれも携帯電話のカメラでの撮影です。

 さあ、今週もがんばろう。

【渡辺創】

地方議員フォーラム

Cai_0398_2  昨日、今日(8日)と民主党地方自治体議員フォーラムの全国研修会・総会に参加するため上京していました。

 このフォーラムは、民主党所属の、また友好関係にある自治体議員による政策研究、意見交換の枠組みで、2904人(2011年8月時点)で構成しています。今回の総会・研修会には全国から約500人の地方議員が集まりました。

 宮崎県連からは、井上紀代子、田口雄二、渡辺創(私)の3県議と宮崎市議3人、日向市議1人、門川町議1人が参加しました。

 1日目が全体講演で①前原誠司政調会長によるマニフェスト検証②岩手・宮城・福島の地方議員による東日本大震災関連シンポ。2日目は、分科会に分かれて「力強い農業経営」、「日本のエネルギーシステム」との内容。

 私が参加した今日の分科会「日本のエネルギーシステム」はこれからのエネルギー政策の方向性を考えるうえでのヒントが数多く含まれていた気がします。まだ十分に頭の整理がついていませんが、「スマート」(賢いというニュアンス)をキーワードに効率的なエネルギーのあり方をゆっくり考えていきたいと思います。

 1日目の前原政調会長の講演では、質疑応答で最初に発言機会を得ました。時間が少なく、2項目に絞りましたが、①「税と社会保障の一体改革」の今後のあり方②マニフェストを実現できていない原因の一つとされる税収減に関することについて発言。質問は3名のみで時間切れとなりましたが、他の質問者からはTPP問題、公務員制度改革などの質問が出されました。

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 昨日夜の懇親会には、野田総理(写真1枚目)や細野原発事故担当・環境相(写真2枚目)も来場。短時間でしたが、参加者と気さくに言葉を交わしていました。細野さんとは新聞記者時代からのお付き合いで、参院選前の街頭演説や県連スクールにも来ていただきました。今や最も舵取りの難しい分野の一つを抱える大臣です。激務でしょうが、ご奮闘いただきたいと思います。握手しながら、挨拶程度しかできませんでしたが、大きな課題に取り組んでいるエネルギッシュなオーラをしっかりと感じました。

 今回のフォーラム。今年夏に若手地方議員が中心となって取り組んだ党改革の署名活動がありました。宮崎県連でもほぼ地方議員の全員に賛同いただいたのですが、その中心メンバーとの交流を深められたのも、大きな収穫でした。

 特に大阪府寝屋川市議の吉羽美華さんは、注目度も高い方ですが、豊かなバイタリティーとしっかり前を向いている行動力に刺激を受けました。これからも多くの仲間と交流し、自らの政治家としてのマインドを、議員としての力量を高めていきたいと改めて強く感じる二日間でした。

 さて、8日夕方、宮崎に戻ったばかりですが、明日からは県議会防災特別委員会の県外調査です。岩手、東京、静岡に向かいます。

【渡辺創】