3月もいよいよ明日まで。今週金曜日からは県議選がスタートです。1期目の取り組みを評価いただき、引き続き役割を担わせていただけるように心を込めて訴えていきたいと思います。
先週はいつも大変お世話になっている地元・宮崎市東大宮地区の3か所で自治会単位の県政報告会を開催させていただきました。これまでは中学校区単位や市内全体を対象にした集会が中心でしたので、どのくらいお集まりいただけるか心配しながらでしたが、「いい意味」で予想を覆し、各会場に多くの皆様にお集まりいただきました。心から感謝申し上げます。
県政報告会や座談会を比較的多く開催している方だと思いますが、さすがに選挙期間中以外で7日間で4回の県政報告会というのは初めての経験。しかも皮切りは、メディキット県民文化センターでの大集会というスケジュールで、弁士の私よりも各集会に向けて五月雨式に準備を進めていかなければならなかった後援会の仲間には本当に負担をかけたと思っています。ありがとうございました。
集会はいつも1時間強で、そのうち約30分~35分が私の持ち時間。地域の特徴や集まられている方々の年齢層で話の内容は変わります。また300人に向かってホールで話をする場合と、公民館で50人と向かい合う場合では当然話し方も、演説のトーンも変わります。
いずれにしても、話していると聴衆の皆さんの様子がよくわかります。頷いてくださったり、拍手をしてくださったり、腕組みをして難しい表情で聞かれていたり・・・。その様子を見ながら、話す内容を変更することも少なくありません。貴重な時間を割いて、話を聞きに来てくださっているので、「いい話を聞いたな」「来てよかったな」と感じて帰路についていただけるといいのですが、まだまだ修行を積まなければなりません。
ただ、自分のことはさておき、政治家はやはり「話せなければならない」というのは間違いありません。政治部の記者時代からそう思っていました。もちろん政治家を評価する視点は、人間性、業績、経験、発想、行動力、将来性・・・と様々あると思いますが、「いかにして多くの理解と共感を得るか」ということが付託を受けるうえでの極めて重要な要素である以上、弁論により有権者を説得する、支持を得るという行為は、政治家の基本動作の一つだと思います。
先日、応援に駆け付けてくれた細野豪志さんの演説を隣で聞きながら、改めて肝に銘じたところでした。さあ、精進しなければ!
【渡辺創】