宮崎初のプロスポーツチーム、バスケットボールbjリーグの「宮崎シャイニングサンズ」(MSS)がまもなく始動します。ホームページなどを見ていると外国人選手との契約も終わり、9月18、19日両日に都城市の早水公園体育文化センターで開かれるプレシーズンゲームに向けて体制が整ったようです。
日本のバスケットボール界には2つのトップリーグがあります。かつての実業団リーグの流れを汲む「JBL」とMSSが参入する「bjリーグ」です。JBLは今も企業チームが中心。以前にも書いたかもしれませんが、私は以前からJBLのアイシンシーホースというチームを応援しています。
一方、bjリーグは、2005年に始まった新しいリーグで、2010〜2011のシーズンは宮崎のほか秋田、島根が新規参入し、16チームで構成します。特徴はNBAを意識したようなエンターテイメント性と、ホームタウンを強調して地域密着型のチーム、リーグを作ろうとしているところだと思います。東京で暮らしていた頃に、bjの「東京アパッチ」のホームゲームを有明コロシアムで観たことがありますが、なかなか興奮しました。もう一つの特徴は、シーズンごとに選手の入れ替わりがとても激しいこと。まあこの辺もプロっぽいところとも言えなくはないのでしょうが、応援する側としては何となく落ち着かないという感じがしなくもありません。
正直に言えば、私は元々JBL(WJBL=女子リーグも含めて)派でしたので、観戦する機会も圧倒的にJBLが多く、試合そのものを楽しみたいなら「JBL」、スタジアムの雰囲気まで含めたプロっぽさを求めるなら「bj」という印象を持っていましたが、せっかく宮崎にチーム誕生ですので、これからはbjも勉強して一生懸命応援します。ブースタークラブにも入会するつもりです。
チームたち上げの中心となった方はほぼ同世代だったはずです。以前に新聞でその思いを読んだことがありましたが、そのバイタリティーに感心しました。チーム運営はこれからが本番ですし、ご苦労も多いと思いますが、宮崎に元気を取り戻す原動力の一つになると期待しています。
プレシーズンマッチは前掲しましたが、9月18、19日に都城市早水公園体育文化センターでVS「ライジング福岡」。シーズン開幕戦は10月16、17日、大阪府の東大阪アリーナでVS「大阪エヴェッサ」。宮崎での初戦は10月23、24日、宮崎市総合体育館でVS滋賀レイクスターズです。詳しくは、公式HP http://www.shining-suns.com/ をどうぞ。
ちなみにもうひとつのトップリーグ「JBL」も9月17日開幕。スポーツは変わりますが、社会人野球の最高峰「都市対抗野球大会」は本日決勝戦。東芝(川崎市)VSJR九州(北九州市)で午後6時から東京ドーム。NHK衛星放送第1で生中継の予定です。よろしければ、ご覧になってみてください。
写真はアイデアがわかなかったので、MSSのホームページをパチリ。画質が悪いですが、ご勘弁ください。
渡辺創