演説会

P1210085 4月3日夜、私の生まれ育った宮崎市東花ケ島で個人演説会を開いていただきました。子供の頃からお世話になっている方々が「かつてのPTA的な気持ちで応援しよう」と地域に呼びかけてくださいました。急な呼びかけだったのですが、50人を超える方が集まってくださいました。ありがとうございました。

 十数年離れていて、戻ってきたばかりの私には懐かしい顔がたくさん。「創くんを囲んで一緒に座談会」という手書きのタイトルも温かく、「ああ、生まれ育った地域は本当にありがたい」と実感しました。

 私が30分ほど話をさせていただいた後に、意見交換に移ったのですが、話は子育てから教育、福祉のあり方、宮崎の地域実情、国会議員・参議院のあり方、記者時代の話、選挙戦術まで多岐に渡り、2時間の演説会はあっという間に過ぎました。

 その中でも、初対面だったのですが、同じく子育て中のお母さんと教育のあり方、また今後の社会のあり方について真剣に意見を交わし、思いを共有できたことは本当にうれしいことでした。「話を聞かなければ応援はできないと思って足を運びました。同じことを考えているので、本当に頑張ってください」との激励は、ぐっと背中を押された気持ちでした。

 今、私たちの同世代の中で、政治的無関心が広がっていると言われます。世代全体がそうだなどという短絡的な議論は成り立つはずもないですが、傾向としては否定できないでしょう。ある友人は「政治って何かわからんわ〜。お前そんなの恥ずかしいって、流行らんわ〜」と言います。しかし、否が応でも政治というフィールドで決まったことは私たち自身の生活に直結します。私が記者時代、政治部に進んだのは「政治なんかと馬鹿にしたところで、ここ(国政)で決まったことによって、社会は様々な動きを見せるんだ。そうならその現場を徹底してみてみたい」との意識が一つの理由でした。

 関心が遠のくのは、もちろん政治に期待感も抱けないような現状を作ってきたことに最大の理由があるはずです。使い古された言葉としての「新しい政治」ではなく、本当の意味で国民が携わりたい、関心を持ち続けたいと思う状況を築いていかなければいけません。

 その第一歩として、多くの皆さんとひざ詰めで語り合える、そんな場をこれから作っていきます。      

「日本を・・・創意工夫!」   渡辺創