波音を聞きながら

F1050684  今日(28日)は早朝から車を走らせ、一路日向市へ。政治活動をバックアップしてくれている仲間(Sさん)のお父様がお亡くなりになり、その葬儀に参列しました。

 葬儀で初めて聞いたのですが、お父様の具合は、この数カ月、一進一退の難しい状態が続いていたとのこと。その環境下で、仲間の選挙、特に市議選では先頭に立って運動を推し進めてきたSさん。24日には、涙を流しながら、抱き合って市議候補者の当選を祝ったばかりです。その胸中には、様々な思いがあったことだろうと思います。選挙というのは、本人以外で必死になってくれる方々の力で支えられていることを本当につくづく感じました。

 葬儀の終盤になると、故人のお孫さんが我慢し切らなくなったように嗚咽し始め、会場を包む悲しい泣き声が参列者の胸に響きました。

 心からご冥福をお祈りいたします。

 日向からの帰路、引き寄せられるかのように車を止め、しばし海岸を歩き、海を眺めました。穏やかな空の下、波音を聞きながら、Sさんのこと、東日本大震災のこと、県議としての任期スタートを目の前にこれまでの1年4カ月のこと・・・・いろいろと考えていたら、少し感傷的な気分に。

 さあ、頑張ろうと自分に声をかけて、再びエンジンをかける昼下がりでした。

【渡辺創】