民主党宮崎県連は明日(10月9日)、2010年度の県連定期大会を開きます。
県連の立ち上げ以来、十数年に渡って代表の重責を担ってきた井上紀代子県議が身を引かれ、新聞報道にあったように宮崎1区選出の川村秀三郎衆院議員にバトンタッチする予定です。
井上代表は、私が政治の世界に飛び込むきっかけを作ってくれた恩人。
この1年間、時に前面で向かい風を払いのけ、時に背後から私の体を押し、そして時にぴったりと隣に寄り添い、手を引いてくれる・・・。まさにそんな存在でした。
出会って、まだわずか1年。ですが、本当に濃厚な1年をともに歩ませていただきました。厚い恩義を受けながら、井上体制下で最後に擁立した国政候補者として結果を残すことができなかったことがただただ心苦しくてなりません。
長く県連の中心を歩き、明日、ようやくその重荷を下ろすその心境は・・・・。
先日の道休誠一郎の国政報告会で、ゆずの「栄光の架橋」に合わせて、活動写真のスライドが流されましたが、照明を落とした薄暗い会場でうなずきながら、見入る井上代表の姿が印象的でした。
♪『栄光の架け橋』(作詞:北川悠仁) ※一部抜粋
誰にも見せない泪があった 人知れず流した泪があった
決して平らな道ではなかった けれど確かに歩んできた道だ
あの時想い描いた夢の途中に今も
何度も何度もあきらめかけた夢の途中
いくつもの日々を越えて たどり着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと・・・
悔しくて眠れなかった夜があった
恐くて震えていた夜があった
もう駄目だと全てが嫌になって逃げ出そうとした時も
想い出せばこうしてたくさんの支えの中で歩いてきた
悲しみや苦しみの先にそれぞれの光がある
さあ行こう 振り返らず走り出せばいい
希望に満ちた空へ・・・
まさにこんな気持ちでしょうか。
井上代表の議会報告のタイトルは「Wind from the future」。同じ民主党宮崎の大先輩であることは変わりません。私もしっかりと力をつけて、井上紀代子さんとともに「未来からの風」を感じ取りながら、歩んでいきたいと思います。
井上代表、本当にありがとうございました。そして心からお疲れ様でした。県議としての引き続きの活躍を心から期待しています。
渡辺創
※写真は、6日の道休議員国政報告会であいさつする井上代表です。