将来を担う

P1210169  珍しく早めに帰宅できたので、久しぶりに二人の子どもをお風呂に入れました。二人とも5月に誕生日を迎えますが、まもなく娘は5歳、息子は2歳です。

 娘は幼稚園の話が止まりません。新学期からは年中さんで、きく組です。「〇〇ちゃんはね・・・△△ちゃんが・・・◇◇先生って・・・」。長湯でのぼせそうになりましたが、楽しい幼稚園生活のようで安心しました。息子は時々歓声をあげながら、空のペットボトルにお湯を汲んだり、こぼしたり。にぎやかな入浴でした。

 新聞記者時代から教育問題を熱心に取材してきたつもりです。親しい現職の教職員の方ともよく話をしますが、児童生徒の変質、教職員の負担増、学習内容の変化に加え、社会の中での学校の位置づけも少しずつ変化し、教育の抱える課題は複雑です。

 私は「公教育の充実」に取り組むべきだと考えています。地域の中にある義務教育機関で一定水準の学力、そして社会でのルールをきちん身につけることができる環境を担保すること。これがまず最初に取り組むべき課題です。そのためには思い切った教職員の加配、環境整備を進めなければいけません。もちろん当然のことですが、第一の責任は家庭にあることは言うまでもありませんので、学校に丸投げするという意味ではありません。

 そのうえで高校以上の学校に関しては、設置基準を緩和して自由度の高い学校設置、幅広い教育内容を容認すべきです。それぞれの目標にあわせた進路を選びやすくし、さらに目標を再設定した場合にも対応できる複線的な教育システムを構築することが望ましいと考えています。このようなシステムなら途中で学びを中断しても、必要と感じた時に改めて学びやすい環境を作りやすいはずです。

 戊辰戦争で困窮した長岡藩の小林虎三郎の「米百俵」ではありませんが、国のあり方、社会のあり方が混迷する時こそ将来の人材育成に力を注ぐべきです。

 この週末は充実した時間となりました。写真は日曜日にお邪魔したミニバレー大会です。昼食休憩の時間に温かく迎えていただき、父の同級生の方の掛け声による「ガンバロー三唱」で激励してくださいました。ちなみに写真左奥の緑のジャンパーが私と妻です。

 今日、私、妻ともに友人の女性から「妊娠しました」とうれしい報告がありました。体をいたわって元気な赤ちゃんを産んでください。本当におめでとうございます。家族みんなで心から祝福してます。

「ニッポンを・・・創意工夫!」  渡辺創