高校野球、そして子ども手当

Img  センバツ高校野球が盛り上がっているようです。テレビ観戦する余裕はまったくありませんが、選手の皆さんが家族や仲間に支えられながら積み上げてきた努力が花咲く舞台となるといいですね。

 高校野球といえば、私も毎日新聞横浜支局に勤務していた2001年夏、神奈川代表「横浜高」の同行記者として暑い暑い甲子園を経験しました(写真・・・当時の写真です・・・)。新聞社でも支局時代は様々な分野を取材します。特にスポーツ取材は、体力も必要なうえ、取材相手である選手も取材慣れしていないことが多く、新人記者にとっては鍛えられる現場です。

 横浜高は、惜しくも優勝した日大三(西東京)に準決勝で敗れましたが、汗まみれ土まみれで高校生とともに過ごした、忘れられない夏です。その年の宮崎代表は、超高校級の速球派と騒がれた寺原投手の日南学園でした。準々決勝だったか、その一つ前だったか、記憶が定かでないのですが、担当していた横浜高とも対戦。横浜高の選手から「渡辺さん、宮崎出身でしたよね。どっちを応援するんですか?」と冷やかされたものです。

 当時のレギュラー数人は、今も社会人野球などで活躍中です。一昨年夏、社会人野球の最高峰である都市対抗野球を東京ドームで観戦した際に、選手名鑑で名前を見つけ、懐かしくなりました。ちなみにプロ野球・千葉ロッテで活躍中の成瀬投手は当時1年生。県大会の4回戦で彼が初めて先発したのを40行ほどの原稿で取り上げたことをよく覚えています。

 さて本日、参院本会議で子ども手当に関する法律が成立しました。初年度である来年度は、中学生以下の子ども一人あたり月額1万3000円の支給となります。金額の部分に注目が集まりがちですが、重要なのは、次世代を担う子どもたちを家庭だけでなく、社会全体で守り育んでいこうという理念の部分です。私は小泉政権で猪口邦子さんが少子化担当相の頃、少子化問題の担当記者でした。もちろん手当てがあれば十分という話ではありません。待機児童解消や不妊治療に対する公的サポートの整備、また自宅で子育てする家庭への支援態勢の充実など取り組むべき課題は数多く残っています。今回の子ども手当て、そして高校授業料の実質的無償化を柱に「子育て」についての政治の認識を大きく前進させなければいけません。

 私は自らが取り組むテーマの真ん中に教育問題を据えています。学ぶ意欲を持つ人間が安心して学べ、機会の平等を担保したうえで、努力したことが報われる社会を作りたい。私が政治の世界に飛び込んだ理由の一つでもあります。細かい制度設計には、様々思うところもありますが、子ども手当も、高校授業料の実質無償化もそういう社会を作るための礎になる施策だと私は信じています。教育問題については、また少しずつ私自身の考えを記していきたいと思います。

 今日夕方、延岡市内で街頭演説をしていると、幼稚園、小、中学校と一緒だった女性が通りかかり、わざわざ車を止めて声をかけに来てくれました。延岡で看護師さんとして活躍中のようです。幼馴染というのはいいものですね。ありがとうございました。     渡辺創