いつの間にか８月です。大変暑い日が続きます。

　ブログがご無沙汰しておりました。この２ヶ月ほど、７月２１日に投開票を迎えた参院選の対応に追われていました。

　多くの方がご存じのとおり、私たちは道休誠一郎さんを擁立しましたが、残念な結果になりました。厳しい状況下の中、候補者となる決心をし、旗頭となってくれた道休さんには感謝しています。また本当によく戦い抜いてくださったと思っています。

　私は今回の参院選、県連幹事長として総合選対本部事務局長に就任し、選挙戦全体を見渡す立場で仕事をしながら、一方で今回解禁されたインターネットによる選挙運動や選挙器材も担当。正直に言えば、難しい状況の中、頭を悩ましながら一日一日を過ごしてきたというところです。

　選挙後１０日以上が経過しましたが、まだきちんと選挙結果を総括できる状況にありません。ただ間違いないのは、まだまだ私たち民主党への国民の皆様の厳しい評価が続いているということ。小手先の戦略で解決できる問題ではありません。

　これから宮崎県連、九州ブロック、全国幹事長会議と総括の議論が続きますが、未来を見つめ、民主党が代表しようとしてきた価値は何であったのか、また私たちが守ろうとするものが何なのか、慌てることなくしっかりと考えていきます。

　先日、東京からの帰り、飛行機の窓から雲に紛れるように見える富士山山頂を発見しました（写真）。民主党の今後は、無限に続く雲の海でわずかに見える富士山を見つけ出すような困難を伴うかもしれません。しかし、改めて自らの信じるところを問い直し、一人の地方議員として、一人の地方組織の役員として責任を果たしていきたいと思います。

【渡辺創】