今月3日、東京の民主党本部で記者会見が開かれ、夏の参院選に向けた都道府県選挙区での第一次公認候補が発表されました。
時折ご質問を頂きますので、この機会に私の置かれている状況を説明させていただきます。
私は昨年末に民主党宮崎県連で参院選の候補予定者に決定しました。現在、県連が党本部に対して党の正式公認を申請中です。
今回の第一次発表では、正式公認を得ることができせんでした。1人区で言えば、山形や富山、山口、愛媛、香川、沖縄。二人区以上で言えば、福島の二人目、東京の三人目、大阪、京都の二人目などと一緒に3月中旬とみられる第二次発表を待つことになります。
新聞報道では、連立パートナーである社民党などへの配慮というトーンで取り上げられています。記者会見で小沢幹事長が「宮崎は事実上、我が方としては候補者を決めておりますけれども、与党内の調整がありますので、発表に至っておりません」と説明したことなどが根拠となっているのだと思います。
私は昨年12月に帰郷するまで、宮崎で政治活動をしていたわけではありません。これまでの経緯について具体的に私見を述べる立場にもないと思っています。私自身にできることは、とにかく仲間とともに自らの想いを、考えを、街頭でそして集会で地道に説いていくだけです。ただ、立場の近い仲間同士がきちんと話し合う環境が整い、一日も早く力を合わせることができる状況が来ることを心から期待するばかりです。
さて、3月7日は、福岡の民主党衆院議員が自らの事務所スタッフ3人を連れて応援に入ってくれました。昨年の衆院選で大物自民党議員に圧勝した若手です。街頭活動のポイントなどを懇切丁寧に教えてくれました。初挑戦の私を筆頭に経験の浅い仲間が多い我々としては、学ぶことの多い、刺激的な一日でした。
その衆院議員が選挙前の政治活動で使っていた「たすき」(写真)をプレゼントしてくれました。風雨にも陽射しにも耐え抜き、激戦を戦い抜いたたすき・・・。3月末までに1000回の街頭演説を目標としている遊説行脚で大切に使わせていただきます。背中をそっと押してもらっている、そんな温かい気持ちになりました。 渡辺創