県議会6月議会は、常任委員会の審議がスタートしました。私は商工建設委員会に所属していますが、今日(22日)は所管する組織のうち、商工観光労働部の事案を扱い、明日が県土整備部となっています。
さて、時計の針を少し戻して、終了した一般質問の話をしたいと思います。このブログでも触れましたが、私の質問は初日15日の4番目(最後)でした。
初めての質問。地元紙・宮崎日日新聞には「新人の渡辺創議員(新みやざき、宮崎市選挙区)は初質問ながら気後れする様子もなく登壇した。県庁正面玄関の東国原前知事の等身大パネルの撤去を要望すると議席から『いい質問だ』と掛け声が飛んだ」(引用)というような感じで扱われましたが、それなりに緊張してました(苦笑)。
宮崎日日新聞の引用にもありましたが、東国原前知事の看板についての質問は、私としては県庁に通い始めて感じる素直な気持ちを披露したつもりでしたが、反応は考えていたよりも大きかったというのが正直なところです。各紙扱ってくれましたし、テレビの報道もあったようです。朝日新聞は第二社会面に記事を載せてくれました(西部本社版だけかな?)。
質問の趣旨は「河野知事も就任からまもなく5カ月、独自色を色濃く出した補正予算も6月議会に丁度出したところでもあるし、この機会に県庁正面玄関にある東国原氏の人形と看板を移動させるべきでは?」というもの。あわせて「今でも残る人形が、精神的依存の象徴に見える。今こそ県民も、知事も東国原氏からの“発展的卒業”を図るべき時だ」と主張しました。
私は、この4月に県議に初当選したばかり。また、それ以前も東国原前知事と政治的な接点はほとんどなかったので、質問の中でも述べましたが、東国原氏の評価について議論する気はまったくありません。ただ、そろそろ県政は新しい段階に入ったことを明確に示していこうじゃないか、という主張をしてみました。
河野知事の答弁は、物産館などへの移動を検討するようにも、すぐに行動に移す考えはないようにもとれる内容でしたが、今の宮崎県の一つの側面を“象徴的”に示すやり取りになったのではないかと思っています。
質問は、人形・看板問題だけで終わったわけではないのですが、そのほかの質問については、次の回にしたいと思います。県連青年局の運営会議の時間が迫ってきました。そろそろ行かなければなりません。私が局長を務めていますが、最近新しい仲間も増えて、元気に活動中です。若い力で民主党県連も活性化させていきたいと思っています。
※写真は、上が本会議場で壇上を降り、質問者席からやり取りする様子。下の二枚は県庁正面玄関にある東国原前知事の人形とパネルです。
【渡辺創】