【報告】当面、街頭活動は自粛します

 宮崎県では県独自の「緊急事態宣言」が9日から22日まで発令され、県民に「原則として外出自粛」を要請しています。もちろん、買い物や仕事、健康を維持するための散歩などは例外としていますので、過剰に反応する必要はありません。 

 そのような中、政党、そして特に私自身の政治活動のあり方をどうすべきかこの週末も悩みました。まず、国政挑戦を表明し、その取り組みがこの国の将来に資すると少なくとも私自身は信じての挑戦ですので、私の信条、考え、主張を少しでも多くの方々に理解してもらえるように活動することは大事です。感染拡大のリスクがないように十分に配慮しながら継続します。

 ただ、街頭活動については、マイクを握る演説はもちろん主張を伝える活動ですが、クルマ社会の宮崎では通行する車や自転車に手を振り、アピールする挨拶活動(通称:手振り)もかなりのボリュームを占めています。これらは主に渡辺創や立憲民主党への認知を得ようとする活動です。

 正直なところ、通行人との接点も限られますし、感染拡大のリスクはほぼないと思います。しかし今、県は「原則として外出自粛」を県民に強いています。人との接触の総量を意識的に減らす「空気づくり」を進め、窮地から脱出しようとしているわけです。そのような中で現職県議でもある私自身が県の方向性とは異なる(と受け止められかねない)行動をすることはできないとの結論に至りました。
 状況を見て改めて判断していきますが、22日を一つのターゲットにしながら、当面の間、毎朝・夕などの街頭活動については見合わせます。

 異なるアドバイスも多数いただきましたし、自らの活動を縮小しかねない判断が正しいかは分かりませんが、県政に関わる者として「県が県民に要請している」という事態を重く受け止めようと思います。今回の県判断が正しいかどうかは別の問題なので、きちんと状況を見据え、今後執行部ときちんと議論していこうと思います。

 この状況の中で、まずは県民生活の実態を踏まえ、県議としてやるべきことに力を注ぎ、そのうえで次のステージに向けた活動も工夫を凝らしながら歩みを確かなものにして参ります。どうかご理解賜りますようお願い致します。
【渡辺創】