【ご報告】昨日(2月3日)付で民進党を離党致しました。今後は5日に立憲民主党宮崎県連を立ち上げます。宮崎1区総支部所属の市議2名、同支部所属役員の大半が同調する政治判断をし、3日の民進党幹事会で正式表明・承認されました。
1月初めの報道以降、できる限り民進党にご迷惑をかけないように5年1か月務めてきた幹事長としての残務を丁寧に処理してきたつもりですが、それでもご迷惑をおかけすることでしょう。大変心苦しい思いです。また毎日新聞を退社して以来8年、どんなに苦しい時も掲げ続けてきた「民主・民進」の旗の下から離れる判断は、断腸の思いであったとしか言いようがありません。
しかし、宮崎の政治情勢を見つめた時に、本来的なリベラルの概念を大切にしつつ、中道の政治勢力を維持し、自民党と対抗し得る政治勢力をもう一度構築していくことが重要です。そのためには、国政で責任ある役割を果たそうとする立憲民主党の地方での実態を作り、今の政治に危機感を持つみなさんの受け皿を作らなければならないとの判断に至りました。新しい野党の柱を立てることによって、宮崎の政治に化学変化を起こすことができないかというチャレンジをしたいと思います。ただ、私の今までの主張を何ら曲げるものではなく、むしろもう一度原点に立ち返る作業だと思っています。立憲についての考え方は改めて示そうと思いますので、今日は離党のご報告までとさせていただきます。
2日に出張中の東京から宮崎に戻る飛行機の中で、離党届をしたためました。これまでの8年間が次から次に思い出され、約1時間かかりました。パソコンの画面を撮影しようと悪戦苦闘していたら、客室乗務員さんが「シャッターを押しましょうか」と声をかけてくれました。何かの記念だと思い素直にお言葉に甘えました。
たくさんの方に支えられての政治活動です。いろんな方の顔が浮かびます。この数年間、苦しい判断や党組織に対する責任を背負い過ぎてきたかもしれません・・・。これからも有権者への責任からは逃れませんが、原点に立ち返り、少し朗らかに歩みを進めていこうと思っています。
広い心で私たちの行動を容認いただいた田口雄二代表をはじめ民進党宮崎県連の皆様に心から感謝致します。
【渡辺創】